世界を震撼させる“ディエゴ・ミトマ”だ。プレミアリーグ第2節でブライトン・三笘薫による“ドリブル劇場”が開演した。相手選手を何人も置き去りにして今季初ゴールをマーク。ファウル覚悟のディフェンスにも動じない三笘の「体幹がやばすぎる」と話題だ。
日本時間の8月19日、プレミアリーグ第2節のウォルヴァーハンプトン戦で先発した三笘は15分、左サイドでボールを持つと、得意のドリブル突破で相手4人を抜き去り、瞬く間にゴール前に。GKとの1対1を制し、鮮やかに今季初ゴールを決めてみせた。
顔色ひとつ変えずに相手の守備をかいくぐるドリブルは、「まるでマラドーナだ!」「いやメッシだ」と世界中で話題となっていた。
8月27日(日)に放送された『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)では、三笘の今季初ゴールを元日本代表・槙野智章氏が解説した。
ゴールシーンの映像が流れると、相手ディフェンダーに注目し、「これ、全員が引っ張ったり、足をひっかけて止めようとしている」とファウル覚悟のプレーであることを強調。それでも顔色ひとつ変えずにドリブルを続ける三笘に対し、番組のメインコメンテーターである川﨑宗則氏は「なんなんですかね、あの体幹の力は……」と天を仰いだ。
昨季はプレミアリーグ歴代日本人最多となる7ゴールを決め、アシストも5を記録していた三笘だが、今季は開幕からわずか3節で1ゴール・2アシストをマークしている。川崎フロンターレ時代から「結果しか出さない男」として知られるウインガーは今季、どこまで得点とアシストの記録を伸ばすことができるか──。
(ABEMAスポーツタイム)