麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「最高位」の決定戦進出を争うA1リーグの第10節が8月30日に行われ、a卓は全4戦で4人が1回ずつトップを取り合う激戦の中、井上祐希が卓内トップを取った。
【映像】最高位戦日本プロ麻雀協会のプロも多数参戦するプロ麻雀リーグ「Mリーグ」
残り3節となった長期リーグ戦で、意地を見せたのは井上。13人中最下位と苦しいシーズンを送ってきたが、1回戦で2着に入ると2回戦ではこれまでの鬱憤を晴らすような怒涛の大マクリでトップを取った。3回戦はラス、4回戦は2度目の2着で終えると、全員がトップを取る平たいスコアになったが、+37.5で卓内トップを取った。
トータル順位には変更はなかったものの、今後に希望を持たせる卓内トップには「効率だけではなく打点が見える道を追ったのが上手くいきました。(今期)配信(対局)が最後になる可能性があったため、内容の良い麻雀を見せられて良かった。引き続き良い麻雀を打ちたい」と、久しぶりの節プラス終了で笑顔のコメントを述べた。
【試合結果】
1位 井上祐希 +37.5
2位 村上淳 +18.3
3位 津田岳宏 ▲22.2
4位 坂本大志 ▲43.6
◆最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。A1リーグは全12節、48半荘のリーグ戦を行い、上位3人と前年優勝の最高位の4人で決定戦を行う。決定戦は1日に半荘4回戦の5日制で、計20回戦行われる。
◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道、新潟、九州、東北に拠点があり、所属会員数は約700人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、鈴木たろう、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、新輝戦、女流名人戦、新人王戦。代表理事・新津潔。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)