日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第6節C卓(5人打ち)が9月4日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、古谷知美が卓内トップを取った。
【映像】日本プロ麻雀連盟のプロが多く参加するプロ麻雀リーグ「Mリーグ」
今期は苦戦が続き、降級まで見える位置にいた古谷だが、今節は踏ん張った。1回戦は北條恵美との競り合いでトップを逃して2着に終わったが、2回戦は1人浮きのトップ。3回戦を3着で終えると、4回戦も2着にまとめて、ほぼ2回戦のトップ分をプラスにして、今節の卓内トップにもなった。
マイナスポイントを完済するどころか、トータル順位でも暫定8位まで浮上して、降級の危機からは脱出に成功。一転して、次の最終節の結果次第ではプレーオフの可能性も出てきた。「今日は失敗もしたのですが引きずらず、最終節もプラスしてプレーオフに行けるように頑張ります」と、本人も意気揚々だった。
【試合結果】
1位 古谷知美 +35.7
2位 伊達朱里紗 +24.5
3位 北條恵美 +1.6
4位 内田美乃里 ▲2.9
5位 斉藤理絵 ▲78.9
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位16人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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