日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグ、第6節C卓が9月5日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、柴田吉和が1人浮きの卓内トップを取った。

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 柴田は1、2回戦と連続トップと前半を制すると、3回戦こそラスを引いたが4回戦で大物手を連発。6万点を超える大きなトップを取り、今期6節目にして初の卓内トップを1人浮きで決めた。トータル順位でも最下位だった16位から暫定13位まで浮上。「ようやく(今期)勝てましたけどまだマイナスなので、昇級とは言わないので、安心できる順位までプラスできるよう、頑張りたいと思います」と、リーグ残留に燃えていた。

【試合結果】

1位 柴田吉和 +65.6
2位 近藤久春 ▲12.0
3位 前原雄大 ▲15.7
4位 紺野真太郎 ▲38.9

 ◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。

 ◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟

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