トッププレーヤーは、オフザピッチでも気を抜かない。アーセナルで3年目を迎える冨安健洋が、世界の舞台でハイパフォーマンスを続けられる秘訣はなんなのか。日本代表でともにプレーした経験をもつ槙野智章は、「とにかく真面目な選手」だと話す。
相手のエースに仕事をさせないゴール前での守備力、ボール奪取、味方への好アシストと様々な局面で高い能力を見せる冨安。9月3日の『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)では、槙野が代表活動中に見た、コンディション調整の様子を明らかにした。
実は槙野は、2018年10月に行われたキリンチャレンジカップのパナマ代表戦にて、センターバックの相方として、冨安のA代表デビューに立ち会っていた。当時の冨安について「能力が高いのはもちろんだが、すごく真面目。夜ご飯食べた後、みんなが体を休めている時間も、1人でトレーニングしていた」と槙野は振り返る。試合前の集合写真がディスプレイに映し出されると、「この時からこうなる(世界で活躍する)選手になるだろうなと思っていました」と、ピッチ外での姿勢を讃えた。
19歳という異例の若さで先発出場を叶えた冨安は、今や日本代表不動のセンターバックとして成長を遂げた。昨シーズン終盤の負傷から復帰し、今シーズンのさらなる活躍に期待が高まる。
(ABEMAスポーツタイム)