開幕したばかりのプレミアリーグで、日本屈指のディフェンダーが至極のプレーを見せた。
動き出しのスピード、ファウルにならないパワーと奪い方で、相手の攻撃の芽を摘むボール奪取能力に、元日向坂46の影山優佳がスポットを当てた。
9月3日に放送された『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)内で影山が注目したのは、8月21日に行われたプレミアリーグ第2節のクリスタルパレス戦にて、左サイドバックとして先発出場を果たした冨安が見せたあるプレーだ。
クリスタルパレスの攻撃シーンにて、裏を狙うパスがサイドに流れ、1トップのオドソンヌ・エドゥアールと冨安が同時に走り寄る。先に体を入れたエドゥアールに対し、冨安は左足を伸ばしてボールを奪い、見事にマイボールにしてみせた。
この巧みなボール奪取に、元日本代表の槙野智章氏は「普通、ここは外にボールをアウトするかファウルしてしまう」とコメント。「簡単に奪っているように見えますけど、そのあともしっかりと味方にパスを繋げられるのはすごいですよ」と感嘆した。
日本代表不動のセンターバックとして名を馳せる冨安だが、サイドバックとしても遜色のないプレーで相手のアタッカーを封じ込めている。現在、試合を締めるクローザーとして途中出場の多い冨安だが、今シーズンは先発メンバーとして、出場時間の増幅にも期待が高まる。
(ABEMAスポーツタイム)