<大相撲九月場所>◇二日目◇11日◇東京・両国国技館
“小さな白鵬”こと十両十三枚目・輝鵬(宮城野)が、十両十二枚目・志摩ノ海(木瀬)をはたき込みで下して今場所初白星を挙げた。勝利を手にした直後、輝鵬は土俵上でクルクルと回転し、「軸回転の美しさよ」「バレリーナのよう」とファンも盛り上がった。
先場所七月場所では勝ち越しまで王手をかける7勝を挙げるも、左足親指付近を負傷して十二日目から途中休場していた輝鵬。復帰した九月場所、初日こそ新十両の十両十二枚目・高橋(二所ノ関)に押し出しで敗れはしたものの、志摩ノ海と対戦した二日目の取組では、立ち合い鋭い当たりで小兵らしからぬ力強さを発揮。志摩ノ海の上体が浮いたところを素早く引いてはたき込むと、盤石の相撲で1勝目となる勝ち星を挙げた。
勝負が決した直後、勝った輝鵬は勢い余って左足一本で立ったままクルリと一回転。華麗な“勝利の舞”に、ファンからは「勝負後の軸回転の美しさよ」「カッコいい自転」「バレリーナのよう」「加点がつくターン」「一回転アクセル」「フィギュアスケートか!」とコメントが続出したほか、怪我から復活し圧勝した輝鵬の“超人”ぶりに「うまい!」「さすがや!」「スピードよ」と称賛の声も相次いで寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗




