<大相撲九月場所>◇二日目◇11日◇東京・両国国技館
前頭十一枚目・北青鵬(宮城野)と前頭十枚目・遠藤(追手風)の一番で、北青鵬が豪快な極め出しで遠藤を下し、1勝目を挙げた。棒立ち状態からの北青鵬の極め出しに、視聴者からも「もちあげた!」「凄い勝ち方だなおい」と興奮気味の声が相次いだ。
身長204センチ、現役の関取では最長身の北青鵬。相撲巧者・遠藤と初顔合わせとなった一番、立ち合い後すぐに抱え込むようにつかまえた北青鵬は、相手の右手を極めて投げに出た。耐えた遠藤が足をかけて応戦すると、もろ差しで右下手をつかんだ遠藤と棒立ち状態で両腕を抱え込むように極めた北青鵬が土俵中央でこう着状態に。しばらく互いに様子をうかがった後、北青鵬が先に動いて極めながら前進。そのまま土俵際で遠藤を持ち上げて極め出しを決め、今場所初白星となる1勝目を挙げた。敗れた遠藤は初日から2連敗。
北青鵬が豪快な極め出しを決めると、ABEMAの中継で実況を務めていた田中大貴アナウンサーも思わず「北青鵬クレーン、ここにありました!」と大興奮。同じく解説を務めた元前頭・蒼国来の荒汐親方は「中に入るまでは遠藤がうまかったですね。でも止まってしまうと、やっぱり(北青鵬は)腰が重いです」と説明すると、「遠藤としても、こんなに身長が高い人に初めて極められて出たんじゃないかと思います」と語った。
北青鵬が棒立ち状態で遠藤の両腕を極めると、視聴者は「完全に立ってる」「極め出しくるか」「こうなったら終わり」とザワザワ。その後、期待に応えるように北青鵬が極め出しを決めると、「もちあげた!」「凄い勝ち方だなおい」「これはどうにもならない」「腕折れちゃう」「相変わらず怪物」とファンも騒然となっていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
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