<大相撲九月場所>◇三日目◇12日◇東京・両国国技館
前頭筆頭・北勝富士(八角)が大関・霧島(陸奥)を寄り切りで下し、初日から3連勝となる白星を挙げた。3大関に連戦連勝した北勝富士の活躍に、ファンからも「マジで強いんだが」「気合入ってる」と称賛の声が相次いだ。
七月場所では千秋楽まで優勝争いに絡み、惜しくも初優勝は逃したものの敢闘賞を受賞した北勝富士。九月場所では初日に大関・貴景勝(常盤山)を、二日目に同じく大関・豊昇龍(立浪)を下す活躍を見せ、幸先の良いスタートを切っていた。
3日連続での大関戦となった北勝富士、三日目の対戦相手は霧島。立ち合い前から気合を入れるルーティンを披露して観客を沸かせていた北勝富士は、汗びっしょりの状態で仕切り線へ。立ち合い鋭く当たって低い姿勢で攻めると、引いた霧島に一度は体勢を崩されるも、持ちこたえて反撃。右上手を取って左四つになると果敢に前に出ていき、寄り切って勝利をもぎ取った。勝った北勝富士はこれで初日から3連勝。一方、敗れた霧島は1敗目の黒星を喫した。
初日から3大関を撃破しての3連勝と好調ぶりを発揮した北勝富士に、ABEMAで解説を務めた元横綱・大乃国の芝田山親方も「やっぱり乗ってますよね」とコメント。続けて「残せないかなと思うところも、調子の良さがあるから残る」と指摘すると、「押し相撲なんですけど、最後は右の上手を取って。前に出る強さを見せましたね」と評価した。
見事に霧島を下した北勝富士の一番を受けて、ABEMAの視聴者も「すごい!」「最高すぎる」「覚醒した」「マジで強いんだが」「気合入ってる」「今場所こそ優勝だ」と大興奮の様子だった。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗





