日本代表MF久保建英が、ドイツ代表GKのメンタルを崩壊させる的確で残酷な“お膳立て”を見せた。自分でシュートを打つこともできた状況で、より確率が高い選択をしたクレバーなプレーを影山優佳が大絶賛している。
【映像】久保、神パスを打つ直前の「余裕の確認」
日本時間9月10日に行われた国際親善試合で、ドイツ代表に勝利した日本代表。同日放送された『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)では、番組の冒頭から試合のハイライトを放送し、大勝を祝福した。
番組内で、「MVPを選ぶなら?」という質問が振られると、元日向坂46の影山優佳は試合終了間際に2アシストをマークした久保建英を選出した。
影山がピックアップしたのは、90分の久保のアシストシーンだ。センターバックのゴセンスの足元からボールを奪うと、久保はピッチを独走し瞬く間にアタッキングサードへ。GKと1対1との状況でシュートではなくパスを選択すると、並走していた浅野拓磨が無人のゴールへと流し込んだ。
自分で得点することもできたはずの局面での「冷静すぎる」プレーに、影山は「ドイツが窮地の状況であのパスをされたら、もうメンタルやられると思います。そういうところもクレバーです」と胸を手で抑え感嘆した。
実際にこのゴールで戦意を大幅に失ったドイツに対し、日本は最後まで攻撃の手を緩めず、90+2分にもう1点を追加して4-1の大金星を挙げており、策士・久保の賢さが光る試合となった。
(ABEMAスポーツタイム)