2014年ワールドカップ王者の威厳はどこへ……。自国開催でのドイツ代表の大敗に、日本の野球界からも驚きの声が上がった。
【映像】“挑発走り”ドイツDFが走るのをあきらめた問題シーン
日本時間の9月10日に行われた、日本代表vsドイツ代表の親善試合。昨年行われたFIFAカタールワールドカップ2022で1-2で敗れた日本との再戦は、まさかの4失点で連敗を喫した。同日放送された『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)にて、コメンテーターとして出演する川﨑宗則氏は、ドイツに「チクリ」と苦言を呈している。
番組内では、折り返しをダイレクトで決めた伊東純也の先制点、上田綺世の追加点に加え、久保建英のカウンターから浅野拓磨へのお膳立て、そしてアディショナルタイムの田中碧によるダメ押しゴールと、試合のハイライト映像が流れた。すると川﨑は「僕らの時代からしたら、ドイツと4-1なんて考えられない!」と驚嘆する一方で、「逆にドイツはどうしちゃったの。ちょっとドイツに行って、“喝”しに行きたいよ!」と声を大にした。
川崎氏は1981年生まれの42歳。サッカー選手では、FIFAワールドカップ南アフリカ2010にも出場した松井大輔や田中マルクス闘莉王らが同い年だ。同年代が活躍した大会で3位になり、FIFAワールドカップブラジル2014で世界王者となったドイツの強さは、野球界にいながらも知っていたのだろう。それだけに今のドイツの戦いぶりが不甲斐なく見えたのかもしれない。
そんな川﨑に対し、元日本代表の槙野智章氏は、「今までなら、日本がドイツに試合を申し込んでいましたけど、今回はドイツからお願いされて試合を組んでるんです。それくらい日本のレベルがグッと上がっているんですよ」とコメント。日本代表がドイツ代表に勝てるだけの実力をつけてきたことを紹介した。
(ABEMAスポーツタイム)