「医師になりたい人が減っていく。勤務医や研究者の給料が低い」人を救うために自分の命をすり減らす構造が?若手の自殺から考える医師の働き方問題 ABEMA Prime 2023/09/19 10:00 拡大する 去年5月、神戸市の病院に勤める26歳の医師が長時間労働の末、自ら命を絶った。亡くなる直前の1カ月の残業時間は、200時間を超えていた。6月、労働基準監督署は労災を認定した。【映像】母親が語った、自殺前の26歳医師の様子 一方、医師について、病院は「データ入力上で5月は残業時間がない。4月の残業は30.5時間だった」と発表。ポイントとなったのが、論文を読み込んだり、最新の医学について学習する“自己研鑽”の時間だ。院長は「医師の仕事は自由度が高く“自己研鑽”の時間と業務の時間を切り分けることは難しい。過重労働させたという認識はない」とコメントしている。 続きを読む