<大相撲九月場所>◇七日目◇16日◇東京・両国国技館
三段目四十一枚目・佐田ノ輝(境川)が、三段目三十二枚目・隈ノ竜(武隈)を小手投げで下した一番で、土俵際で組み合いながら両力士が倒れ込む姿に、客席から「危ない!」という声が上がる場面があった。
立ち会い、勢いよくぶつかった両力士はそのまま組み合うと、少しの間、こう着状態となった。その後、佐田ノ輝が仕掛けると、隈ノ竜の差し手を外側から抱え込み、上から押さえつけるようにして倒れこんだ。決まり手は小手投げ。
画面上から見ると、佐田ノ輝が隈ノ竜の腕を抱え込んだままで倒れたため、腕が“ぐにゃり”と曲がる危険性もあった。その可能性を感じたのか、客席からは「危ない! 危ない! 大丈夫……?」と力士を心配する声が響いていた。
その後、両力士共に立ち上がり、互いに一礼。この一連の流れを見守っていたABEMAの視聴者からは「なんだ!?」と観客席の声に困惑するコメントが寄せられたほか、「無事でホッとした」などと安堵する声も寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)