<大相撲九月場所>◇中日◇17日◇東京・両国国技館
三段目四十五枚目・千代烈士(九重)と三段目四十四枚目・立王尚(立浪)の一番は、土俵際でもつれ合い際どい展開となった。物言いがついたが、相撲ファンが注目したのは、審判団が協議した後の場内アナウンス。そのあたたかみのある声質と滑舌の良さに「イケボ」「ええ声」「わかりやすいとか最高じゃん」」などと相次いで反響が寄せられた。
立ち合いから千代烈士は前に出ていき、突き押しで相手を追い込む。立王尚は土俵に手をつきそうな瞬間もあったが、粘りを見せ、組み合う展開となった。すると土俵際でもつれ合い、両力士は組み合ったままで土俵の外へと転落した。
軍配は千代烈士にあがったが、物言いがついて審判団が協議へ。千代烈士の足が出ているかどうかの確認だったが、協議の結果足は残っており、軍配通り千代烈士の勝ち。千代烈士は3勝目、立王尚は2敗目を喫した。
その中で、視聴者が騒ついたのが、協議アナウンスの声質だ。マイクを握った陣幕親方の丁寧でどこかあたたかさも感じられる声に、ABEMAのコメント欄には「イケボ」「独特ね」「ムード歌謡」「ええ声かよ」「イケボでわかりやすいとか最高じゃん」「いきなり良い声が響いて動揺してる」などの感想が寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)