海の生物のなかには、陸上の生物とはまた一味違った、なんとも不思議な生態を持つものも少なくない。今回ご紹介する動画(@ganyujapan)に登場するのは、たった数秒間のうちに、色を大きく変化させる神秘的な海藻だ。
この動画に登場する“謎の茶色い物体”。これのは、ダイビングなどをする人にとってはおなじみの「ヒラワツナギソウ」という海藻。この動画の中で投稿者は、この「ヒラワツナギソウ」を手にとり、指先で少し撫でるようにいじりながら、引き上げていき、太陽の光に当てると…なんとも不思議なことに、一瞬にして美しいブルーに変化。しかもさらにいろいろと触ってみると、部分的に茶色に戻ったり、青くなったりと、さらに不思議な変化をしている様子。投稿者によると実はこの「ヒラワツナギソウ」、その表面が特殊な構造となっており、表面に当たった光のうち、青い成分だけを強く反射するような仕組みとなっているのだという。まさに自然の神秘といえそうだ。
まるで手品のような“変わり身”を見せるこの海藻の様子が話題となり動画の再生回数は既に100万回を突破。なお、実際に動画を観たネット上の人々からは「これこれこれ、これ大好き!パァっと明るい青になるのかっこよくて最高!!」「めちゃくちゃ綺麗」「手品みたい 綺麗なブルーですね」「すごいっ ハッとする青さですっ」「う~ん!まるで手品みたい!どう見たって、メカブみたいなのに?日を受けると淡いブルーに変化するの。」「空の色を吸い込んだみたいですね。とてもきれい。」といった様々な反響が寄せられている。(ABEMA『週刊BUZZ動画』)