「顔が“ヤバすぎる”ラウンドガール…オイシイかな(笑)」驚きの“変顔”で話題 まえだまはるの素顔と世間をざわつかせた舞台裏
【映像】世間をざわつかせた驚きの“変顔”の瞬間
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 9月10日に横浜アリーナで行われた「K-1 ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」。メインイベント直後の表彰式で、一人のラウンドガールがリング上で見せた刻一刻と表情が変化する驚きの“変顔”が格闘ファンの間で注目を集めた。その様子は騒動のきっかけとなったK-1レジェンドであるピーター・アーツの目にも留まり、本人が反応するなどSNS上を賑わせ、大きな反響を呼んだ。

【映像】世間をざわつかせた驚きの“変顔”の瞬間

 興行のフィナーレを飾るリングの上で世間をざわつかせたのは、『K-1 GIRLS』の一人で、タレントなどとしても活動するまえだまはる(23)。渦中の彼女に話を聞いた。

 まえだは、エイベックス主催のオーディションがきっかけで芸能への道へ入った。その後、 2017年10月、高校2年生のときに恋愛番組「今日、好きになりました。第3弾」でドラマ出演を果たすと、この出演を境にTikTokなどのフォロワー数が増加。インフルエンサーとして活動を続ける傍らでCMなどにも出演。2023年から立ち技格闘技K-1のラウンドガール『K-1 GIRLS』の一員となり、先日最終回を迎えた恋愛番組「シャッフルアイランド Season4」にも出演し、反響を呼んだ。

 格闘技との接点について、まえだは次のように話す。

「お父さんがK-1を好きだったんです。記憶にあるのは私が小学校の低学年の時。2006年、2007年頃。当時はK-1 WORLD GPでピーター・アーツさんが活躍されていました」

 当時のK-1といえば、ピーター・アーツの他にジェロム・レ・バンナやアーネスト・ホースト、セーム・シュルトにグラウベ・フェイトーザなど海外ヘビー級の猛者がリングを席巻。武蔵を中心とする日本人選手もしのぎを削ったヘビー級の戦国時代。幼い頃にテレビでお父さんと見ていたK-1のヒーローが、リング上で突如、まえだの目の前に現れた。偶然のサプライズの結果が、“あの表情”を生んだ。

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「(ピーター・アーツの登場については)知らなかったんです。リング上ではK-1 GIRLSが一番後ろにいました。表彰式に出席した選手や関係者の皆さんは体格が大きかったので、私からはピーター・アーツさんの姿が確認できていませんでした。そして急に私の視界に飛び込んできたので…お恥ずかしながら、あのようなパニック状態に(笑)」

 まえだが表情を七変化させる様子は、SNSで瞬く間に広まった。思わぬ出来事、思わぬ反響に友人や家族は驚いたというが、驚きよりも喜びが勝っていたのはお父さんだった。

 大会後、久しぶりにお父さんに会ったというが、話はアノ話題で持ちきり。「羨ましすぎるぞ。あの距離でピーター・アーツに会えたら、そりゃ、アノ顔にもなるわ」と妙に納得していたそうだ。そんなお父さんの反応とは対照的に、想像以上の過熱ぶりに困惑したまえだは運営サイドに報告。すると「別に悪い意味で話題になっているわけではないから、大丈夫だと思うよ」との回答を得てホッと胸をなでおろしたという。今回の一件で、格闘技ファンのフォロワーが1日で2000人ほど増え、インスタのDMやメンションも多く、寄せられた。

「どうしよう…と思っていたら『ちゃんと格闘技に興味のある方がラウンドガールをするのはいいことだ』など、好意的な声が多くて驚きました」

 なかには『爪痕を残せてよかったな』という皮肉めいたメッセージもあったというが、従来のファンからは『素でいるまはるがリング上でも見れて嬉しい』といった有難い言葉も。マネージャーいわく「普段からリアクションは大きい方。ただ、今までで一番大きく、漫画のようなリアクションと顔だった」と評価も上々だ。

 とはいえ、複雑な思いもあったという。

「リング上でのメインはあくまでも選手。偶然とはいえ立ち位置が真ん中で、全て持って行ってしまったなと。少しプロ意識が足りなかったという反省はあります。今後は出さないようにとは言い切れないかもしれませんが(苦笑)。ラウンドガールらしい姿で振る舞っていこうとは思っています。ただ、次回以降の大会で私が『どんな顔をするのか気になる』という声が既に寄せられており。平然とすべきか、何かした方がいいのか…という葛藤も」

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 まえだには、K-1 GIRLSとしての顔の他に、恋愛番組の出演者という側面もある。いま注目を集めている恋愛番組の人気の理由について、当事者の立場からどのように受け止めているのか。

「恋愛リアリティショーですが、エンターテインメントとしても楽しんでもらえているのでは、と思っています。少女漫画と同じような感覚で、自分が経験できなかった青春や自分には起こりえないシチュエーションが楽しめる。画面越しだから成り立つ少しキザな会話やシチュエーションも面白いのではないでしょうか」

 今年から新たに加わった『K-1 GIRLS』。ラウンドガールの仕事については「自分自身がスポットを浴びることができる。そして、大好きなK-1の一端を担えるという意味では嬉しさも責任感もあります。何より、間近でK-1を観ることができて嬉しい(笑)」とやりがいと本音をのぞかせる。

 最近の格闘界では一部報道において「美しすぎるラウンドガール」など、「●●すぎる」という表現が賛否を呼ぶこともある。そのことについて、まえだ本人はどのように感じているのか。

「私は今回の一件で、『顔がヤバすぎるラウンドガール』になりますかね(笑)。真面目な話、センシティブな側面もありますが、私自身は嫌だと感じたことはありません。自分が気にしているところを取り上げられたらシンドイと思うこともあるかもしれません。こういった仕事をしている以上は仕方がないと思うところも。その辺は諦めつつ、一方ではオイシイなという気持ちもあります(笑)」

 スポットライトを浴び、リング上を華やかに彩るラウンドガール。注目を浴びる事で予期せぬ反響もあるが、今回の経験を踏まえ、今後の抱負についてまえだは次のように語る。

「多くの方の目に触れ、SNSや恋愛番組とはファン層も異なる。だからこそ、どの世代にも共感してもらえ、好かれる存在でありたい。私、欲張りなので “若者に人気”とかではなく、もっとマルチなモノが欲しいんです。趣味も広く、ここ5年くらいは麻雀にもハマっていますが、少しでも広く、一人でも多くの方に『あぁ、まはるちゃんね。知ってるよ』って言ってもらいたい。私の最大の武器は“親近感”なので(笑)」

 プロデューサーにカルロス菊田氏を迎えたK-1新体制での初興行は、無差別級トーナメントを目玉企画に据えて行われ、『K-1 ReBIRTH』の言葉どおり“再生”を図るための再出発となった。これはラウンドガールも同様だったようで「ラウンドの曲が変わったり、一人で歩くことになったり、新鮮さや新たな事への挑戦がラウンドガールとしてもありました」とまえだ。多くの刺激と新たな経験を糧に、持ち前の親近感で活躍と共感の幅を広げる彼女の今後に注目したい。

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