【スコティッシュ・プレミアシップ】リヴィングストン0-3セルティック(日本時間9月23日/トニー・マカローニ・アリーナ)
【映像】前田大然、相手DFを振り切って左足の繊細コントロールショット
日本時間9月23日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第6節、リヴィングストンvsセルティックがトニー・マカローニ・アリーナで行われ、セルティックが3-0で勝利した。日本代表FW古橋亨梧と前田大然、旗手怜央が揃って先発出場。今季初スタメンの旗手がPK弾、終了間際には前田のゴールが飛び出しリーグ王者が盤石の強さを示した。
リーグ3連覇を目指すセルティックは、19日にUEFAチャンピオンズリーグのグループステージを戦い、オランダのフェイエノールトを相手に0-2で敗れた試合から中3日でこの試合を迎えた。
その疲れを感じさせることなく、王者が躍動した。13分、今季初先発となった旗手がボックス内でPKを獲得すると、自らキッカーを務め、倒れ込むGKの正面"脇下"を抜くシュートで先制点をマークした。
しかし28分、元イングランド代表GKで、今季も全試合でフル出場してきた守護神ジョー・ハートがボックス外で相手を倒して一発退場。守備の砦を失い、なおかつ10人で残りの時間を戦う事態となった。
それでもセルティックの優位は揺るがなかった。その後もボールを保持しながら攻撃を展開して前半を折り返すと、迎えた48分、右サイドの古橋のクロスに前田が詰め、こぼれたボールをマット・オライリーが押し込んで追加点を挙げた。
その後も再三にわたってゴール前のチャンスをつくったセルティックは、終了間際にダメ押し。アディショナルタイムの95分、前田が左足の強烈ミドルを突き刺し、3-0として試合を締めくくった。セルティックは危なげない試合運びで3連勝を飾るとともに、今季無敗で首位の座をキープする結果を手にした。
なお、旗手は61分までプレーし、岩田智輝と交代。岩田は3日前のCLで今季公式戦に初出場したが、リーグ戦では初のピッチに。守備のみならず攻撃に絡むプレーで存在感を見せた。また、追加点の起点となるなど好プレーを示した古橋は71分までプレー、前田はフル出場を果たした。前田は数回の決定機を決めきれなかったものの、最後の最後で今季初ゴールをマークするなど、チームの勝利に大きく貢献するパフォーマンスを見せた。
(ABEMA/スコティッシュ・プレミアシップ)