髪型にこだわっている人には何かあるーー。稲垣吾郎がクリエイター発の番組企画「髪型の社会学」に興味を示す場面があった。
ABEMAでは稲垣、草なぎ剛、香取による新番組が10月から放送開始。それに先駆けて9月24日に放送された事前番組「7.2 新しい別の窓『ななにー企画会議』」では、10月からのパワーアップに向けて緊急企画会議が行われた。
新たな企画を生む“最強クリエイター”として、数々の情報番組でコメンテーターを務めながら、プロデューサーで大学教員としても活躍している若新雄純氏が登場。大学教員という肩書きを持ちながら、ロン毛茶髪にカジュアルな服装を貫いている若新氏は「髪型の社会学」という企画を提案した。これに同じく髪型に強いこだわりを持つ稲垣は好反応を示す。
若新氏は「日本では髪型についてうるさく言われる。校則だったり、会社だったり。“その髪型でそんな職業なんですね”とギャップを髪型を軸にして語っていたりもする」と話す。その上で「そんな日本で髪型にこだわっている人には何かあるはず。髪型にこだわっている人って多くが服装にもこだわっている。髪型のこだわりは人生のこだわりだと思っている。なので、街中でオリジナリティあふれる髪型をしている人に、職業や生い立ちを聞くことで、自ずと社会が見えてくるはず」と企画の意図を説明した。
この企画を行うには稲垣が「最適」だと若新氏。さらに「みちょぱさんにも女性の代表として参加して欲しい」と伝えた。
なんでも若新氏は長年の稲垣ファンのようで、以前、ラジオ番組で共演した時にそのことを伝えたという。若新氏は稲垣の“髪型の分け目の美しさ”に惹かれ、ファンになったそうだ。これを受け、稲垣は「基本的に分け目は変わってないんだけど、ミリ単位では変わっているから。そのちょっとした変化をいつも感じてくれているってことね」とご満悦の様子だ。それから稲垣は「髪型のこだわりは人生のこだわり」と若新氏が生み出したフレーズを復唱した。
実はEXIT兼近大樹もピンク髪に強いこだわりがあるそうで「小さい頃、ピンクが好きだったけど言えなかった日々があった」「大人になってそういう子供がいるかもなと思った。ジェンダーの観点からも、僕がピンク髪にすることで、ピンクが広まるんじゃないかなって」と説明。この告白に相方のりんたろー。は「そんな理由あったの!?」と驚いていた。
話が盛り上がりを見せる中、企画を実行に移すべく若新氏が「ぜひ吾郎さんに街中で声を掛けていただいて」と言うと、さっきまで前のめりだった稲垣は「そっか。いろんな人に声を掛けなくちゃいけないんだ」と急に難色を示した。それから「若新さん一緒に行って!」と呼びかけると、稲垣ファンの若新氏は「もちろんです!」と快く応じていた。
これを踏まえ、番組の終盤では「髪型の社会学」企画を実際に行うかが相談された。香取が「髪型企画は見たいね!」とリクエストすると、採用される運びに。稲垣は「ロケ?」とスタッフに確認しつつ、「僕の髪型が崩れない風のないところでお願いします」と最後まで髪型へのこだわりを見せていた。
(ABEMA「7.2 新しい別の窓『ななにー企画会議』」より)