日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグ、第7節B卓が9月25日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、前原雄大がほぼ1人浮きの卓内トップを取った。
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前原は前節までのトータル順位で15位と降級圏内にいたが、今節は大ベテランながら爆発力を発揮した。1回戦は微差を守り切ってトップを取るも、続く2回戦ではラス。前半2戦ではマイナスで折り返した。それでも3回戦でこの日2度目のトップを取ると、最終4回戦では親番で6本場まで積み上げる連荘で6万点台の大トップ。ほぼ1人浮きの卓内トップとなると、トータルでも一気に6ランクアップとなる暫定9位まで浮上し、降級圏から脱出に成功した。
試合後は「次回の相手も強いですけども、降級しないように地道にやっていきます。連盟の麻雀は面白いぞというのを見せたいと思います」と、次節も迫力満点の麻雀を見せると誓っていた。
【試合結果】
1位 前原雄大 +71.9
2位 三浦智博 +1.2
3位 内川幸太郎 ▲24.0
4位 猿川真寿 ▲50.1
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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