『葬送のフリーレン(そうそうのフリーレン)』は、2023年の秋クールで放送中のテレビアニメです。原作は「週刊少年サンデー」で連載している同名マンガで、書店員を中心としたマンガ好きの有志達が選出する賞「マンガ大賞2021」では大賞を獲得しました。
▶「苦労してんだな」と言われるシュタルク 21話
▶長尺で描かれたダンスシーン 15話
▶「エッチすぎる…」投げキッスに赤面 13話
魔王が討伐された後の世界を舞台に、勇者パーティーで魔法使いだったエルフのフリーレンの冒険を描いたファンタジー作品です。アニメの制作会社は、創業50年を迎えたマッドハウス。監督は、2022年に大ヒットを記録したアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』で監督を務めた斎藤圭一郎(さいとう けいいちろう)さんです。
この記事では、アニメ『葬送のフリーレン』でフリーレンと共に旅をする戦士・シュタルクをピックアップ。シュタルクの年齢をはじめとしたプロフィールや声優情報などをまとめています。
目次
- アニメ『葬送のフリーレン』はどんな作品?ストーリーは?
- シュタルクの基本情報・プロフィール!
- アニメ『葬送のフリーレン』シュタルクの声優・小林千晃さんとは?
- アニメ『葬送のフリーレン』シュタルクの額の傷の原因は?
- アニメ『葬送のフリーレン』シュタルクの強さは?
- シュタルクはフェルンのことが好き?
- アニメ『葬送のフリーレン』シュタルクの兄・シュトルツとは?
- シュタルクは「ちっさ」?
- まとめ
アニメ『葬送のフリーレン』はどんな作品?ストーリーは?
勇者ヒンメル達と共に魔王を倒した魔法使いのフリーレン。フリーレンはエルフで人間よりも長い寿命を持っているため、冒険をしていた10年間も短い時間だと捉えていました。魔王討伐から50年後、冒険をした仲間達で集まりますが、当時と見た目が変わらないフリーレンに対してヒンメル達は老いていました。
そして、ヒンメルが亡くなったことにより、人間の寿命は短いと知りながらも人を知ろうとしてこなかったことを後悔したフリーレンは、人を知るための旅に出発します。魔王が討伐された後の世界を描いた心温まるファンタジー作品です。
アニメのオープニングテーマは2人組音楽ユニット・YOASOBI(ヨアソビ)の「勇者」。そしてエンディングテーマはmilet(ミレイ)さんの「Anytime Anywhere」です。
アニメの初回は2時間スペシャルで制作され、日本テレビ系の「金曜ロードショー」で全国放送されました。
シュタルクの基本情報・プロフィール!
シュタルクは、勇者パーティーで戦士だったアイゼンの弟子です。初登場はアニメ第5話。師匠のアイゼンと同じで、斧を使って戦います。故郷が魔族に襲われた際には1人だけ逃げ出したり、魔族との戦闘を恐れるなど臆病な性格をしています。
アイゼンと喧嘩別れをしたことで、リーゲル峡谷沿いにある村で3年間生活していました。村が紅鏡竜(こうきょうりゅう)に襲われている時にシュタルクが現れ、睨み合いの末に竜を退けたことで村の英雄になります。しかし、本当は竜が怖くて動けなかっただけでした。
その後フリーレン達と出会って覚悟を決めたシュタルクは、竜と戦って1人で倒すなど、臆病でありながら高い戦闘力を見せています。
師匠のアイゼンから、勇者パーティーの冒険はくだらなくてとても楽しい旅だったと聞かされていたシュタルクは、自分もそんな旅がしたくなったとフリーレンのパーティーに加わります。
年齢は?
シュタルクが初登場したのは、勇者ヒンメルの死から28年後です。アニメ第12話(コミックス3巻収録の第26話、勇者ヒンメルの死から29年後)では18歳の誕生日を迎えたため、初登場時は16歳〜17歳だったと推測されます。
一緒に旅をするフェルンは勇者ヒンメルの死から27年後に16歳になっているため、シュタルクとフェルンは年齢が一緒だと思われます。
名前の意味は?
アニメグッズなどで使われているシュタルクの綴りは「Stark」です。ドイツ語には『葬送のフリーレン』の登場キャラクター達の名前と同じ単語が存在しているため、ファンの間ではキャラ名はドイツ語からとられているのではないかと考察されています。
「Stark」はドイツ語で「強い」という意味があります。なお、シュタルクの兄のシュトルツの綴りは「Stolz」で、「誇り」「誇りに思う」といった意味です。
X(旧Twitter)ではシュタルクの名前について、「初登場の時は臆病者として描かれるんだけど「シュタルク(ドイツ語で強い)」という名前から、彼がけして弱い者ではない事が分かってるのゾクゾクするし、あとで出てくるシュタルクの兄が「シュトルツ(誇り)」なのたまらん」などの感想がみられました。
アニメ『葬送のフリーレン』シュタルクの声優・小林千晃さんとは?
アニメ『葬送のフリーレン』でシュタルクの声を演じるのは小林千晃(こばやし ちあき)さん。映画鑑賞とゲームが趣味の神奈川県出身の声優です。声優を目指す前は、映画俳優を目指していたそうです。賃貸情報サイトを見ることも好きで、寝る前に様々な物件を見ては悶えているとのことです。
2020年度に発表された「第15回声優アワード」では、新人男優賞を受賞。近年では主役を演じることが増えていて、『マッシュル-MASHLE-』のマッシュ・バーンデッド役や『地獄楽』の画眉丸役などの主人公キャラを演じました。『葬送のフリーレン』と同じ2023年秋クール放送のアニメ『ラグナクリムゾン』でも、主人公のラグナ役を演じています。
小林さんは『葬送のフリーレン』でシュタルク役を演じることについて、「身体能力こそ高いですが、強さも弱さも持ち合わせている凄く人間らしい人物。そんな彼の魅力をフリーレンたちとの旅の中で目一杯お見せできたらと思います」とコメントしています。
シュタルクを演じる上で大切にしていることを聞かれた小林さんは、「僕のお芝居は「格好よすぎる」と言われることがあるのですが、シュタルクはイケメンにはしたくなかったので「格好よくなるな!」という思いで演じています」と答えました。
アニメ『葬送のフリーレン』シュタルクの額の傷の原因は?
髪の毛で隠れていますが、シュタルクの額には傷があります。フリーレンと初めて会った際、シュタルクは傷の原因は暗黒竜(あんこくりゅう)と戦ってできたものだと話していました。しかし、本当は魔物と戦いたくなくて師匠のアイゼンと喧嘩した時に殴られてできた傷だと明かしています。
臆病な性格ですが、額の傷もあってか強そうに見えるようで、フェルンからは悪人顔だと言われています。第6話では、情報収集をする際に額の傷を見せて相手を怖がらせているシーンが描かれています。
▶「そんな大層な傷じゃないでしょ」フカシが速攻バレた瞬間 5話
▶顔の傷が露わになるシュタルク 15話
アニメ『葬送のフリーレン』シュタルクの強さは?
シュタルクは斧を使って戦う戦士です。臆病な性格のためか、フリーレン達と出会うまでは、魔物との戦闘経験がありませんでした。そんなシュタルクが初めて戦ったのは、リーゲル峡谷沿いにある村の近くに巣を作っていた紅鏡竜です。
シュタルクは臆病な性格で紅鏡竜と戦うことを恐れていましたが、戦闘が始まると紅鏡竜を1人で倒しています。紅鏡竜はフェルンの攻撃魔法でもそこまでダメージを与えられず、魔王を倒した魔法使いのフリーレンでも、紅鏡竜を倒すには30秒間も足止めする必要があると話していました。
そんな紅鏡竜をフリーレン達のサポートなしで1人で倒したシュタルクは、かなりの強さだと思われます。なお、紅鏡竜は魔法使いにとっては相性が悪い相手だった可能性もあります。
師匠のアイゼンはシュタルクには自身のすべてを叩き込んだと言い、シュタルクはとんでもない戦士になると話していました。シュタルクは年齢的にもまだ若いため、フリーレン達との冒険で今後さらに強くなると思われます。
▶フリーレンに泣きつく!シュタルクの初登場 5話
▶実はめちゃ強かったシュタルク 6話
▶師匠の技を模倣するリーニエを撃破 9話
シュタルクはフェルンのことが好き?
シュタルクがフェルンのことを好きなのかどうかは、明言されていないため不明です。
アニメ第14話では、シュタルクがフェルンの誕生日に鏡蓮華の意匠のブレスレットをプレゼントするシーンがあります。フェルンはプレゼントされたブレスレットを気に入った様子でした。しかし、鏡蓮華には「久遠の愛情」という花言葉があり、本来は鏡蓮華のアクセサリーは恋人に贈る物とのことでした。
花言葉の意味を知らなかったシュタルクが買い直そうかと聞くと、フェルンは「シュタルク様が一生懸命選んで私にくれた物です。二度とそんなこと言わないで」と伝えています。
今後、物語が進むにつれてシュタルクとフェルンの仲が深まって恋愛関係に発展する……といったこともあるのかもしれません。
アニメ『葬送のフリーレン』シュタルクの兄・シュトルツとは?
シュタルクの兄のシュトルツは、村で最強と言われていた戦士でした。白いマントをつけていますが、魔物と敵対しても怪我をすることもなく、返り血も浴びないためマントを汚すこともなかったようです。
父親はシュタルクを失敗作と言うなど厳しくしていましたが、シュトルツはシュタルクに稽古をつけたり、村が魔族に襲われた際にはシュタルクに逃げるように指示していて、弟想いの性格でした。シュタルクを逃がした後の生死は不明です。
シュトルツは父親には内緒だと言って、シュタルクの誕生日にハンバーグを作ってくれていました。シュタルクの師匠のアイゼンも、シュタルクの誕生日には馬鹿でかいハンバーグを作っています。アイゼンは、ハンバーグを贈るのは住んでいた地方の風習で、精一杯頑張った戦士を労うための贈り物だと話しています。
シュタルクは「ちっさ」?
第6話で「服が透けて見える魔法」を手に入れた際、フェルンはシュタルクの股間のあたりを見た後、「ちっさ」と発言しています。発言の通り「ちっさ」の可能性も十分にありますが、フェルンが比較対象とできる男性は境遇上、父親かハイターくらいです。
ハイターはヒンメルより頭半分ほど大きく、比較的長身であるため、ハイターが「おっき」=シュタルクは小さくはない、という可能性もあり得ます。
また「ちっさ」発言と同じ6話で、シュタルクが幼少の頃に食べたジャンボベリースペシャルが、成長した現在だと小さく見えるというシーンがありました。実際のサイズに関わらず、子どもの頃に見たものは大きいと記憶している……ということが、フェルンにも起こっていたからなのかもしれません。
▶フェルンに「面倒くさい」と言われる 7話
▶フェルン(cv市ノ瀬加那)の「ちっさ」 6話
まとめ
シュタルクは、魔王を倒した勇者一行の戦士アイゼンの弟子です。臆病な性格ですが、師匠のアイゼンも認める強さです。
アイゼンと喧嘩別れをしてからは、リーゲル峡谷沿いにある村で3年間過ごしていましたが、前衛を探していたフリーレンの旅の仲間に加わります。
シュタルクの声優は小林千晃さん。小林さんはこれまでに『マッシュル-MASHLE-』のマッシュ・バーンデッド役や『地獄楽』の画眉丸役などを演じています。
(C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
アニメ『葬送のフリーレン』放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイトル(タップで動画へ) | 見どころ |
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1 | 冒険の終わり | フリーレンの涙 |
2 | 別に魔法じゃなくたって… | 約束の花 |
3 | 人を殺す魔法 | スカート捲ったクソガキ |
4 | 魂の眠る地 | かけがえのない「たった10年」 |
5 | 死者の幻影 | 「撃て」 |
6 | 村の英雄 | ド迫力のシュタルクvs竜! |
7 | おとぎ話のようなもの | ヒンメルが銅像を残す理由 |
8 | 葬送のフリーレン | 「葬送のフリーレン」の由来 |
9 | 断頭台のアウラ | 「ヒンメルはもういないじゃない」 |
10 | 強い魔法使い | 「自害しろ」のリップシンク |
11 | 北側諸国の冬 | 漫画作者描き下ろしの女神 |
12 | 本物の勇者 | シュタルクの兄との思い出 |
13 | 同族嫌悪 | 魅惑(?)の投げキッス |
14 | 若者の特権 | むねキュン過ぎる指輪渡し |
15 | 厄介事の匂い | 長尺で描かれたダンス |
16 | 長寿友達 | 最愛の人を喪った長寿種 |
17 | じゃあ元気で | 「もう付き合っちゃえよ!!!」 |
18 | 一級魔法使い選抜試験 | 空が半分しか見えない大きさ |
19 | 入念な計画 | 奇襲を完璧に防ぐフェルン |
20 | 必要な殺し | 必要なおんぶ |
21 | 魔法の世界 | 「殴り合いじゃぁぁぁぁッ!!!!」 |
22 | 次からは敵同士 | めんどさ全開なフェルン |
23 | 迷宮攻略 | また箱から尻出してる |
24 | 完璧な複製体 | やきもちフェルンのハグ |
25 | 致命的な隙 | モジモジフリーレン |
26 | 魔法の高み | 金のミミックからも尻出し |
27 | 人間の時代 | 少年ヒンメルの出会い |
28 | また会ったときに恥ずかしいからね | 孫弟子と同じ嫌顔 |
・無料でみられる「葬送のフリーレン」エピソード・見逃し配信一覧