日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグ、第7節C卓が10月3日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、近藤久春が接戦を制して卓内トップを取った。

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 前節終了時点でマイナスが80ポイントを超え、降級圏内にいた近藤だったが、今節は踏ん張った。1、2回戦は堅実に2着を取ってプラスを積み重ねると、3回戦は僅差ながら初トップ。最終4回戦も古橋崇志に競り勝って連勝し、終わってみれば4戦全てで連対する快勝を収めた。

 トータル順位でも暫定13位から11位と降級圏からの脱出に成功。「やっと勝てたので、少しは勢いもついたかなとは思います。まだ昇級も諦めたわけではないので、チャンスはあると思っています」と、コメントにも勢いが出てきた。

【試合結果】

1位 近藤久春 +41.6
2位 古橋崇志 +40.2
3位 高橋良介 ▲36.2
4位 石川正明 ▲46.6

 ◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。

 ◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟

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