【WWE】RAW(10月2日・日本時間3日/サンノゼ)
レフェリーの気を引いて反則を試みるも、自らが仕掛けた凶器に沈み敗戦。悪役レスラーの絶妙な振る舞いが反響を集めている。
【映像】反則未遂発覚で悪役レスラーと審判が“ひと悶着”爆笑シーン
レギュラー番組『RAW』に出演したザ・ミズは、2度のWWE王座経験を持つ団体屈指のスター、ドリュー・マッキンタイアと対峙。マイクパフォーマンスから急遽発展した試合で、ターンバックルを剥き出しにする反則行為を試みるもレフェリーに発見され未遂に。直後、逆に剥き出しのバックルで攻撃を受けて3カウント負けを喫した。
マッキンタイアがリングで演説を始めると、「今週の“ミズTV”を中止にしたこと、俺様は許していない」と、自身が司会を務めるトークセッションに出演拒否した同選手に怒り心頭で乱入。「先週貴様は1万人の観客を束ねて“黙れミズ”の罵声を俺様に浴びせたんだ」とアピールしたが、会場の観客に再び「黙れミズ」コールの大合唱を浴びせられた。この後もやり取りを続け、ザ・ミズが「貴様を見るたびに吐き気がするんだ!ぶぇ〜!」と悪態をつくと、急遽2人の対戦が決まった。
スーツ姿のまま開始された試合で劣勢となったザ・ミズは、凶器として使うべくコーナーのターンバックルを剥き出しにしようとしたが、レフェリーに見つかり一喝されて未遂に。逆にマッキンタイアが剥き出しのバックルへザ・ミズの頭を叩きつけ、最後はDDTで3カウントを奪い勝利した。
バックルを剥き出しにしようとして審判と揉めた場面に、ファンは「小物すぎて草」「何やってんの言われとるw」などと盛り上がり、一方で「これはいいやられっぷり」「なんだかんだでミズもプロレス上手いんだよなぁ、漁夫の利を得た戦法だけじゃない」「ミズ最高w」「さすが小物界の大物だなw」など元WWE王座のキャリアを持つベテランに賛辞を送っていた。
(ABEMA/WWE『RAW』)