【WWE】RAW(10月2日・日本時間3日/サンノゼ)
負けた腹いせに大暴走。因縁浅からぬタッグチーム2人をまとめて寝かせ、トップロープからムーンサルトプレス。133キロの巨体が、くるりと宙に舞って降り注ぐ"肉のサンドイッチ”に「超すげえ」「まるでビッグバン・ベイダーみたいだ」など驚きのリアクションが上がった。
【映像】2人重ねて“肉弾”ムーンサルト→会場「超すげえ」コールの一部始終
10月2日(日本時間3日)に行われたWWE『WWE RAW』。エグゼビア・ウッズとアイバーの試合は、ウッズが丸め込んで技あり勝利を収めるも、試合後にアイバーの怒りの報復を受け、ムーンサルトでKO。タッグパートナーのコフィ・キングストン諸共リングに沈められる非常事態となった。
因縁浅からぬタッグチームの代理戦争。「バイキング・レイダーズ」の相棒であるエリックの負傷欠場を受けて暫定シングルプレイヤーとなっているアイバーと「ニュー・デイ」のウッズはタッグパートナーのコフィ・キングストンがリングサイドで見守るなか、アイバーが"重いのに飛びまくり”の動きで観客を魅了した。
かつて"ウォー・マシン”の名で日本マットでも活躍したアイバー。130キロを超える巨漢に似合わず軽い身のこなしが魅力の選手だ。試合開始直後には、ロープを使いフワリと浮き上がってボディシザーズ。試合を放送したABEMAファンも「この巨体で動けるのは恐怖しかない」「なんだよ今のは」など騒然となった。
ウッズも中盤、場外のケージによじ登ってミサイルキックやデスバレーボムなど果敢に攻め込んでいくが、パワーの差は歴然。アイバーのトップロープからのボディプレスを危機一髪でかわすと、パワーボムをスモールパッケージホールドで丸め込んで技ありの勝利を掴んだ。
しかし、敗れたアイバーは結果に納得がいかず試合後も大暴れ。ウッズの救助に相棒のキングストンが向かうも、二人連続で華麗なスピンヒールキックの返り討ちに…。さらに悪夢は続き、最後は二人まとめてムーンサルトプレスで圧殺。
133キロの空飛ぶ重戦車がニュー・デイの二人をKOすると「どっちが勝ったか判らないな…」「超すげえな」「アバラ骨が」「ビッグバン・ベイダー級の危険なムーンサルト」と悲鳴のような声が並んだ。
(ABEMA/WWE『RAW』)