麻雀プロ団体「RMU」の最高峰タイトル「令昭位」の決定戦第1節が10月8日に行われ、河野高志が卓内トップを取った。
A1リーグ11節のトータル上位4人がリーグ戦でのポイントを半分持ち越しての戦いとなる決定戦。1回戦は谷井重文、仲川翔がリードする中、河野高志が巻き返して逆転トップ。2回戦は誰がトップになってもおかしくない大接戦を制して連勝を果たした。
3回戦は手堅く3着で終えると、最終戦は白田みおとのトップ争いを制して同日3勝目。ラスなし3トップの快勝でトータル首位に躍り出た。自身4度目の戴冠へ向け最高のスタートダッシュとなった。試合後は「1回戦、レギュラーシーズンの終盤で調子の良かった谷井を逆転してトップを取れて、運気が向いたのかなと思います。技術だけでは勝てないのが麻雀というゲームなので、視聴者の方に『こいつバカヅキだな』と思われるくらい、残りの試合も運が向いてくれたらなと思います」と喜んでいた。
【試合結果】
1位 河野高志 +80.5
2位 仲川翔 ▲4.6
3位 白田みお ▲8.0
4位 谷井重文 ▲67.9
◆令昭位戦Aリーグ RMU所属のトッププロ10人によるリーグ戦。年間12節、1人最大48半荘を戦い、最もポイントの高かった選手がその年の令昭位となる。
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