【ブンデスリーガ】バイエルン3-0フライブルク(日本時間10月9日/アリアンツ・アレーナ)
王者相手に果敢にボールを奪いにいった日本代表MFのタックルは、残念ながらファウルとなった。今回サムライブルーの招集外となったMF堂安律が、カナダ代表DFデイビスに対して激しいタックルをお見舞いした。ボールを奪ったかに思えたが、結果は堂安のファウルとなり、悔しがる様子がカメラに映し出された。
バイエルンが2-0でリードして迎えた48分、自陣でCBとパス交換を試みたアルフォンス・デイビスだが、後方でパスを受けようとした同選手に対して、味方CBは前方にパスを出してしまった。
カナダ代表DFはトラップしようとすぐにボール方向へ向かったが、この少しのズレを見逃さなかったのが堂安だ。ボールを奪おうと激しいタックルをお見舞いしたものの、結果は堂安のファウルに。判定に納得がいかなかったのか、日本代表MFは悔しそうに腕を振った。
ABEMAでこの試合の解説を務めた安田理大氏は、「ああいうちょっとした細かいミスとか、ズレっていうのはついていきたいですよね」と、堂安のタックルに言及した。また、実況の福田浩大氏も「(相手の細かいミスやズレを)誘い出さなければいけない」と、王者バイエルンの攻略法について言及した。
カナダ代表で中心選手であるデイビスは、10月13日(金)に日本代表と対戦するため来日する。デイビスとは日本でもマッチアップする可能性があっただけに、堂安は今回の招集外により悔しさを感じているかもしれない。今季まだノーゴールのレフティーだが、リーグ再開後に本領を発揮し躍動する姿をファンは大いに期待しているだろう。
(ABEMA/ブンデスリーガ)