【WWE】FASTLANE(10月7日・日本時間8日/インディアナポリス)
女子レスラーが三つ巴の王座戦で繰り出したトップロープ越しの衝撃パワーボムに、会場の観客もどよめいた。
大技が飛び出したのは『FASTLANE』で行われたトリプルスレッド(三つ巴)形式のWWE女子王座戦。前王者のASUKAは、現王者のイヨ・スカイ、シャーロット・フレアーがトップロープで繰り広げる攻防に割って入ると、雪崩式パワーボムで一気に2人をマットに沈めた。
ASUKAは元王者で“女王”の異名をとるシャーロットにビッグブーツを浴び、リング中央付近でダウンしていたが、コーナーポストでシャーロットがイヨを担ぎ上げるのを見るや、立ち上がって即座に駆け寄る。そして次の瞬間、シャーロットの下に入りこみ、強引にパワーボムを敢行。担ぎ上げられたイヨもろともリングに叩きつけた。マットの衝撃音が響くと場内は大きくどよめいた。
ファンの間でも「大雪崩」「雪崩式まじ?」「とんでもねえ」「超すげえ!超すげえ!」「えぐい」など大一番の一撃に衝撃が広がった。ASUKAは直後、立て続けにシャーロット、イヨをカバーするもギリギリでキックアウトされ、カウント2。試合はイヨがシャーロットからフォールを奪い決着したが、ASUKAの王座返り咲きを感じさせる瞬間だった。
(ABEMA/WWE『FASTLANE』)