【WWE】RAW(10月9日・日本時間10日/オマハ)
身長183センチ、体重123キロの巨体女子レスラーに対して、体重1.5倍差を克服してパワーボムで落とす“荷重オーバー”のド迫力の衝撃シーンに会場は騒然。豪快にコーナーのセカンドロープからぶん投げる圧巻のシーンに衝撃が走った。
【映像】パワーボムを被弾する女子レスラー
10月9日(日本時間10日)に行われたWWE『RAW』。ナイア・ジャックスとラケル・ロドリゲスのシングルマッチでの一コマでそれは起こった。
圧倒的なパワーとフレーム差に序盤から苦しめられたロドリゲスは、ロープの反動を利用した蝶野正洋ばりの“ヤクザキック”で反撃の狼煙をあげると、ファイヤーマンズキャリーで持ち上げるも重みに耐えきれず撃沈。
ナイアがとどめを刺すべくコーナーから重量オーバーの「バンザイドロップ」を狙うが、観客へのアピールが過ぎたか…ロドリゲスに下からすくわれ、担ぎ上げられると、そのままパワーボムでマットに叩きつけられてしまった。渾身の力を振り絞って1.5倍の体重差を克服。持ち上げ、落としきったロドリゲスに「女子の試合じゃねぇ」「良く投げたね」などファンは興奮。しかし実況は「普通のパワーボムだ…しょうがないですよね」とつれないコメントを残した。
本来のロドリゲスであれば、パワーボムの流れから肩に担ぎ上げ、183センチの長身から落とす「テキサナ・ボム」がフィニッシュムーブ。さすがに巨漢のナイアに仕掛けるのは無理だったようだ。
自分の体重ごと落とされ息も絶え絶えのナイアをあと一歩まで追い込んだロドリゲスだが、その後抗争を繰り広げているリア・リプリーとシェイナ・ベイズラが乱入し、試合はメチャクチャに。大荒れの女子戦線となってしまった。(ABEMA/WWE『RAW』)