【WWE】RAW(10月9日・日本時間10日/オマハ)
ほぼ2メートルの高さから落ちるショルダースルーに、インパクト“交通事故級”のラリアットでくるりと一回転。世界ヘビー級次期挑戦者の凄さを凝縮したような試合が展開された。
WWEのレギュラー放送『RAW』で、JDマクドナとドリュー・マッキンタイアのシングルマッチが行われ、マッキンタイアが放ったクローズライン(ラリアット)が話題に。カウンターで美しく一回転する一撃にファンから「交通事故だな」と驚きの声があがった。
11月のプレミアム・ライブイベント(PLE)大会「Crown Jewel」でWWE世界ヘビー級王者セス・ロリンズへの挑戦が決まったマッキンタイア。その巨体と屈強なフィジカルを示す「品評会」のような試合となった。
最初こそ“やり逃げ”水平チョップから、リング下へ逃走と相手を翻弄したJDだが、リング中央で2階から落とされるようなハイアングルのショルダースルーでハイサイドから落下して失速。仲間のドミニク・ミステリオの介入で一矢報い、場外で忍び寄るもマッキンタイアのカウンターのクローズラインでJDは一回転。
自動車免許の安全講習のビデオのように人が吹っ飛ぶシーンに、実況は「すごーい」と語彙を失い、ファンも「交通事故だな」「今のは凄い」と驚きを隠せない。
その後もJDがダーティーな手段で形成逆転を試みるも、最後はマッキンタイアの逆鱗に触れカウントダウンからの必殺技「クレイモア」に撃沈。ここ数週間、フィン・ベイラーの“コバンザメ”のポジションも危うくなり、バックステージで所属ユニット“ジャッジメント・デー”のメンバーに叱責される場面が目立つJD。この敗戦でますますユニット内での立場が危うくなった。
(ABEMA/WWE『RAW』)