日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグ、第7節D卓が10月10日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、紺野真太郎が卓内トップを取った。

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 上位3人までがA1に昇級できる中、紺野が一気に順位を上げた。1回戦からいきなり役満・四暗刻をツモり、6万点を超える大きなトップを取ると、2回戦も勢いそのままに連続トップ。3回戦はラスだったが、4回戦は2着で加点に成功し、堂々の卓内トップを取るとトータル順位でも古橋崇志を抜いて2位に浮上した。

 試合後、紺野は「とりあえずは古橋さんより上に来られたので良しとしましょう(笑)。来週も連続で対局ですが、プラスで終えることができれば昇級も現実的になってくると思うので、次節も頑張ります」と、言葉にも力がみなぎっていた。

【試合結果】

1位 紺野真太郎 +67.9
2位 刀川昌浩 +14.8
3位 黒沢咲 ▲36.2
4位 井出康平 ▲46.5

 ◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。

 ◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟

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