【プレミアリーグ】アーセナル1-0マンチェスター・シティ(日本時間10月9日/エミレーツ・スタジアム)
はたして、このプレーはレッドカードだったのか、イエローカードが妥当だったのか。注目の一戦となったアーセナルvsマンチェスター・シティ戦で、判定が物議を醸している。マテオ・コヴァチッチの二度のスライディングタックルが、足裏を見せた大怪我に繋がりかねない危険なものだったからだ。
問題のシーンが起こったのは29分。シティのコヴァチッチが、アーセナルのマルティン・ウーデゴールに対して後方からスライディングタックルを敢行。主審はすぐにイエローカードを提示したが、レッドカードの可能性があるとしてVARのチェックが入った。リプレイ映像で確認してみると、コヴァチッチは足裏を見せたスライディングでウーデゴールの足首を踏んでいるように見えた。しかし主審は、最初の判定通りにイエローカードで試合を継続させた。
するとこのシーンについてSNSでは、「これが赤じゃないのはおかしい」、「コヴァチッチのプレーは足裏を見せてるし、後ろからだからレッドだろ」、「アフターで足裏スライディングしたコヴァチッチが退場にならない?」、「コヴァチッチは流石にやりすぎだな」など、退場処分が妥当だとの見方が多く寄せられた。
さらに35分、コヴァチッチが今度はデクラン・ライスに対して、6分前と同じように後方から足裏を見せたスライディングタックルを敢行。これで2枚目のイエローで退場かと思われたが、レフェリーは警告なしの判定。これにはホームチーム・ファンからブーイングの嵐となった。
さらにSNS上も、「一度目のイエローも納得できないが、あれがイエローならこれもイエローで退場だろ?」、「一度目で退場でおかしくないし、二回目だってイエロー相当でしょ」と不満爆発だった。
プレミアリーグでは、10月1日のトッテナムvsリヴァプール戦でオンサイドだったプレーがオフサイドと判定される人為的なミスによりゴールが取り消され、試合後にプロ審判協会(PGMOL)が謝罪する大きな大誤審が起こったばかり。それだけにコヴァチッチの二度の危険なタックルに対してサッカーファンからは、「また誤審か?」、「今回もVARと主審のやりとりの音声を公開してほしいな」、「プレミアリーグのレフェリング問題続いてるねー」などの声が出ている。
(ABEMA/プレミアリーグ)