「ニコニコすぎて怖い」"ゾンビ系“激闘女子にドン引き 何発もらっても髪を赤く染めて前へ…レフェリー強制終了に「もういいでしょ」安堵の声
【映像】勝者も困惑…"ゾンビ系“激闘女子の「笑顔とタフさ」
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 どんなに打たれても常に笑顔がトレードマークの"ニコニコ激闘系“女子選手が、終始打たれっぱなしの状態でも、髪を鮮血に染めながら、ゾンビのごとく”笑顔“を浮かべて前進。相手も困惑する異常なタフさに放送席からは「体を大事にして欲しい」「見てて怖くなる」など選手のダメージを案ずる異例のコメントが。ファンからも「ニコニコすぎて怖い」などの声が相次いだ。

【映像】勝者も困惑…"ゾンビ系“激闘女子の「笑顔とタフさ」

 10月7日にタイ・バンコクで開催されたONE Championship「ONE Fight Night 15」。ペッディージャー・ルクジャオポーロントン(タイ)とセレステ・ハンセン(オーストラリア)の試合は、ペッディージャーがパンチやヒジなど一方的に打撃を振るい続ける展開に。そして3ラウンド、ハンセンが笑顔を浮かべるも、ダメージの大きさに注目したレフェリーが危険を察して試合を強制終了する異例の幕引きとなった。

「ニコニコすぎて怖い」"ゾンビ系“激闘女子にドン引き 何発もらっても髪を赤く染めて前へ…レフェリー強制終了に「もういいでしょ」安堵の声
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 倒せる女子ムエタイ戦士であるペッディージャーと、打撃を被弾しながらも笑顔で打ち合う"ニコニコ激闘系”ファイター・ハンセンの対決。

 試合は序盤からペッディージャーがボディ攻撃を仕掛け、ハンセンがいつもの不敵な笑みで応戦する流れ。ハンセンの個性を知るABEMA実況の西達彦アナウンサーが「常にもらうゾンビのような選手」と称したほど、毎回パンチをもらう印象の強いハンセンだが、この日のペッディージャーは、パンチやヒジに加え、ガラ空きになったガードを狙いすましたかのように執拗な”ボディショット“をマシマシで追加。ハンセンの体力を削り続けていく。

 それでも笑顔を浮かべるハンセンにファンも「絶対効いてるよな…」「ニコニコすぎて怖い」など、その異様なリアクションに注目。しかし2ラウンドに入るとペッディージャーの強打が激しさを増し、ハンセンが歯を食いしばるシーンが増えていく。ここまでくると、ハンセンのトレードマークである笑顔はもはや、ただのやせ我慢のようだ。

 それでも笑顔のハンセンに、ゲスト解説の北岡悟が「効いてると思いますけどね…」とこぼすと、西アナも「体を大事にして欲しいですね…」など、本音ともいえる異例のコメントを寄せた。

 数え切れないボディショットを一方的に貰いながらも終始笑顔だったハンセンだが、3ラウンド開始1分、額からの出血がひどくなったところでレフェリーがこれ以上の被弾を危険と判断して突如、試合を中断。メディカルチェック中にレフェリー独断で強制ストップするという異例の措置に対して「あ、止めた。(眉間の)ブリッジのあたりから相当血が…」と実況が。すると北岡も「チェックですね。もういいでしょう。お疲れ様でした。もう、これで止めましょうよ」と心配な様子。さらにメディカルチェックの間にレフェリーが試合を止めると「OK、OK」と安堵の様子を浮かべていた。

 一方、流血のハンセン本人は「まだやれる」とここでも笑顔を浮かべ、納得のいかない顔。周囲の心配をよそに、本人の気持ちは一切、折れていなかった。

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