将棋の第36期竜王戦七番勝負第2局が京都市の「総本山 仁和寺」で行われ、防衛3連覇を狙う藤井聡太竜王(名人、王位、叡王、棋王、王将、棋聖、21)と挑戦者の伊藤匠七段(21)が1日目の対局を行っている。午前のおやつには、藤井竜王が「京の秋の冨喜寄(ふきよせ)」、伊藤七段は「フルーツ盛り合わせ」をそれぞれ選んだ。
【映像】藤井竜王の「冨喜寄」と伊藤七段の「フルーツ盛り合わせ」
世界遺産・仁和寺を舞台に争われている竜王戦第2局。襖絵の美しい宸殿で両者が盤に向かっている。午前10時にはおやつの時刻を迎え、それぞれの注文品が提供された。藤井竜王は「京の秋の冨喜寄」とほうじ茶、アイスコーヒーをオーダー。風で吹き寄せられた風情を表すように、木の葉や木の実を模した和菓子が数種盛り合わせて提供されている。
藤井竜王は過去の竜王戦・仁和寺対局でも和菓子を選んでおり、美しく繊細で優しい甘みのおやつを楽しみにしている様子。前年にはバナナを模した珍しいお菓子の「摘み菓バナナ」、さらに2021年度の対局ではクマ型の「くま最中」が大きな話題を呼んでいた。
秋を迎えた京都にぴったりのおやつのオーダーに、ABEMAの視聴者からは「京都っぽい」「上品でおいしそう」の声のほか「21歳がこれを選ぶとは…」と驚きの反応も上がっていた。
一方、挑戦者の伊藤七段は「フルーツ盛り合わせ」とアイスティー(ストレート)を注文。こちらも秋の味覚の柿、梨のほか、メロン、シャインマスカット、いちご、グレープフルーツ、キウイ、ラズベリー、ブルーベリー、オレンジと色とりどりのフルーツが豪華に並べられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)