世界各地には古くから実に様々な楽器が存在し、その土地ならではの独特な音楽を生み出してきているが、今回ご紹介するのは心にしみわたるような、なんとも美しい音色が特徴的な、日本発の創作楽器だ。
民族楽器愛好家のサカン竜一郎さんが投稿したこの動画(@wyrm06)に登場するのは、和歌山県にある「さざなみ楽器工房」で作られたものだという、創作楽器『Euphoneユーフォン』の試作品。この『Euphoneユーフォン』、投稿者であるサカン竜一郎さんによると、濡らした手で金属の棒状となっている部分を擦ることで、その擦る“振動”が伝わり、音として表現される仕組みになっているのだというが、柔らかでゆったりとしたその幻想的な音色は、どこかオーロラのカーテンのような神秘さも感じさせる、独特な魅力を持ったものとなっているのが特徴だ。
日本で生まれたこの美しい音色を奏でる楽器が話題となり動画を紹介した投稿の表示数は90万件を突破。なお、実際に動画を観たネット上の人々からは「凄い……!他の動画も拝見しましたが、どれも体が床に沈み込んでいきそうなほど素晴らしい音でした……!」「このかたの作る楽器の音本当に好きです…!!」「めちゃくちゃいい音ですね。素材によって音もかわるんですかね。無限の可能性」「このタイプの音めっちゃ好き」「なんだこれーブワッてなる」といった様々な反響が寄せられている。(ABEMA『週刊BUZZ動画』)