【キリンチャレンジカップ2023】日本代表2-0チュニジア代表(10月17日/ノエビアスタジアム神戸)
南野拓実のシュートが思わぬ話題を生んでいる。17日、日本代表はチュニジア代表に2-0で勝利して見事6連勝を飾ったが、終了間際に起きたシーンが話題だ。途中出場の南野がボックス内で枠外に外したシュートをある男性がキャッチしたのだが、その場面がSNSで投稿されるとあの本田圭佑まで参戦して大盛り上がりだ。
日本の追加点のチャンスは、2-0で迎えた90分に訪れた。左サイドから上がったクロスが中央へこぼれ、菅原由勢がボックス内右の南野へとラストパスを送る。フリーで受けた南野はワンタッチで右へトラップしてすぐさま右足を一閃。しかし、このシュートはミートせず、ゴール右上へと外れてしまった。
話題のシーンは、その飛び先で起きた。やや勢いを失ったボールは、ゴール真後ろで応援していたサポーターが両手でがっちりとキャッチ。まるでGKのような素晴らしい所作が中継映像に映りこんでいた。
この場面はすぐさまSNSでも話題となり、Xでは、中継映像で抜かれた男性のキャッチ直後のシーンが拡散。サングラス姿の男性はボールをつかみ、左手で南野を指差すような仕草を見せていたが、Xでは「『タキ、ちゃんと枠に入れろや』と吹替してました」「試合の全部を持っていった男w」「森保監督に指示を出してる裏の人間説」「きっと『タキ、ゴールそっちじゃない、こっち!』」などのコメントであふれ、大いにバズっていた。
さらに、この投稿に元日本代表・本田圭佑も参戦してさらにヒートアップした。
男性が着用していたのがコーチ陣と同様のジャージだったこともあり、英語で「I think he is the actual Japanese head coach.(彼が本当の日本のヘッドコーチだと思います)」と投稿すると、たちまちそのXも拡散され、「ケ、ケ、ケイスケホンダ!?!?」と驚くファンが続出した。
13日のカナダ戦で、FIFAワールドカップ・カタール2022以来、10カ月ぶりに日本代表に復帰した南野は、この日も、72分に伊東純也と交代してピッチに立った。決定的な場面はそのワンプレーだけだったが、日本の新8番にボールが渡ると、何かを起こしてくれそうな期待感を漂わせた。次はきっと、自身のゴールで“バズ”を生み出すはずだ。
(ABEMA/キリンチャレンジカップ2023)