体調不良のため、日本代表の活動には参加できなかったものの、直近のプレミアリーグで見せたプレーは圧巻だった。
リヴァプールの屈強なDFを切り裂いたドリブルにはABEMAサッカー解説でおなじみの鄭大世氏も「ちょっと待てよ、これはプレミアリーグなんだぞ」と、感覚が麻痺するほどだと、改めて驚愕していた。
日本代表は13日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023でカナダ代表と対戦した。そこに「三笘薫」の名前はなかったが、改めてこの日本代表MFに注目が集まる一幕があった。
10月15日に放送された『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)では、代表ウィークが終わり、今週末から再開するプレミアリーグの話題になると、鄭大世氏は「今回は(日本代表に)来られなくて残念でしたが、心も体も休めてもっと日本代表でも活躍してくれたらいいですね」と三笘への期待を口にする。三笘はこの1カ月、本当にフル稼働してきた。
9月から10月にかけて、リーグ戦5試合、UEFAヨーロッパリーグ2試合、リーグカップ1試合の合計8試合を戦い、三笘はその全ての試合でピッチに立ってきた。疲労は明らかだった。
それでも、8日のリーグ第8節リヴァプール戦では、一瞬のきらめきを見せていた。番組では、実際に三笘がボックス内を切り裂いたシーンがピックアップされていく。
鄭大世氏も「(右サイドバックの)アーノルドは、前回(三笘に)やられていたので今回は相当集中していたし、あのリヴァプールが、三笘が持った瞬間3人もくるんですよ。その中でも超決定機があったり、ワンタッチで相手と入れ替わるシーンを見せてくれた」と言及した。
番組スペシャルサポーターの影山優佳が「3枚でも止められない選手ということですね」と言えば、鄭大世氏も「プレミアリーグですからね。相手はリヴァプールですからね」と答える。世界最高峰の舞台で見せる日本人選手のパフォーマンスに改めて驚愕しているようだった。
そんなブライトンの三笘は、今週末21日、日本時間23時から王者マンチェスター・シティと対戦する。三笘は果たして、どんなプレーを見せてくれるだろうか。
(ABEMAスポーツタイム)