【WWE】RAW（10月16日・日本時間17日／オクラホマシティ）
「おい何するんだ」「無茶苦茶だ」「怖すぎる」。ファンが思わず息をのんだアリーナ2階席からの"無理ゲーすぎる"シューティングスター。着地を間違えば大ケガに繋がりかねない衝撃の大技に場内から悲鳴と歓声が上がると同時に、正面、真下からの見たことないカメラアングルの映像に驚嘆の声が相次いで寄せられた。
10月16日（日本時間17日）に行われたWWE『RAW』で中邑真輔とリコシェがフォールズカウント・エニウェア・マッチで激突。死闘のなか、リコシェが見せた、2階席からのシューティングスターが大きなインパクトを残した。
長きに渡り抗争を広げる中邑とリコシェ。数週前にもリング外での襲撃事件と因縁ゲージがフル満タン状態となり、ついに"会場のどこで戦ってフォールしてもOK"のルールでの決着戦が実現した。
試合は開始から荒ぶるリコシェが奇襲、中邑もバックステージでのラフファイトと両者ともにやりたい放題。リコシェの壁をつたっての一回転やドラゴンスクリューなど、両者が花道で高度な攻防を繰り広げると「もはやパルクールだな」と驚きの声があがる。
圧巻は試合中盤、リコシェの捨て身のパフォーマンスだ。アリーナの2階席に駆け上がり、観客の手を借りて体勢を整えると、そこからまさかのシューティングスターを敢行！ 中邑は階段を転げ落ち、居合わせたガードマンも巻き込む危険なダイブにファンも「なにすんねん」「無茶苦茶だ」「怖すぎる」と唖然とした。
実況も思わず「すっごい角度ですよ！」とテンション高めにコメントしたワンシーン。WWEのカメラは真下からの"ど迫力アングル"でこの飛翔を捉えており、ファンも「良いアングル」「初めて見るアングルだ」「よく録ってたなぁ」「ナイスカメラ！」と大興奮。
試合は中邑がヌンチャク攻撃で流れを引き寄せると、最後は場外でのキンシャサ葬でカウント3。惜しくも敗れたリコシェの、リング内外で縦横無尽に見せた"異次元のハイフライヤーぶり"が際立つ試合だった。（ABEMA／WWE『RAW』）
