プレミアリーグのブライトンは現地時間10月20日、日本代表MFの三笘薫と2027年6月まで契約延長したことを発表した。
三笘は2021年夏に川崎フロンターレからブライトンに移籍。2021-2022シーズンはベルギーの兄弟クラブであるロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズで経験を積み、ブライトンでの実質1年目となった2022-2023シーズンは公式戦41試合で10ゴール・8ゴールの活躍を見せる。
2年目の今シーズンも公式戦11試合で3ゴール・4アシストと躍動。8月のウォルバーハンプトン戦で奪った独走ゴールはプレミアリーグ月間最優秀ゴールにも選ばれ、9月のボーンマス戦では途中出場から美しい2得点を挙げている。
契約延長に際してロベルト・デ・ゼルビ監督は、「素晴らしいニュースだ。カオルは私たちのトッププレイヤーです」とコメント。テクニカルディレクターのデイビッド・ウィアーも、「カオルのような質の高い選手と長期契約できて嬉しい。私たちのサポーターがこのニュースを喜ぶことは間違いないでしょう」と声明を出している。
ただ、直近ではマンチェスター・シティやバルセロナなどからの関心が伝えられており、ブライトンは契約延長で守りを固めるとともに、仮に放出するとしても長期契約を盾に多額の移籍金を要求する腹積りだろう。昨シーズンまでブライトンに所属したMFモイセス・カイセドも、今年3月に契約延長したが、わずか5か月後の8月にチェルシーへと売却している。
いずれにしても、この新契約は三笘の評価が高まっている何よりの証拠。ブライトンは10月21日に王者マンチェスター・シティとの試合に臨むが、そこでのパフォーマンスも注目される。
(ABEMA/プレミアリーグ)