「その手があったか!」深刻化するカスハラの“切り札”はAI?
【映像】AI「パソコンがネットに繋がらないんだよ!」(後に笑顔に)

 従業員の心の健康を損ない、職場の士気を下げかねない「カスタマーハラスメント」。この“企業の悩みの種”にAIで対応するシステムが登場した。

【映像】AI「パソコンがネットに繋がらないんだよ!」(後に笑顔に)

「iRolePlay」はAIとの対話を通して会話のトレーニングを行う。実際に使用してみると…

あのさ、山田太郎だけど、なんで俺のパソコンがネットに繋がらないんだよ! 昨日まで普通に使えていたのによ! ルーターのランプはちゃんとついているし何が問題なんだよ! 早く直せよ!」と怒号が。

 実はAIでカスタマーハラスメント、いわゆるカスハラ客を再現したいたのだ。話している内容もAIがアドリブで作っているという。

 クレームに対しスタッフが「申し訳ございません。ではルーターの方は起動しているということで次にお使いのデバイスを再起動してもらってもよろしいですか?」と怒号に負けず、問題解決へ向け正しい対応を取ると画面に映るカスハラ客のイラストが笑顔に。そして「おかげで解決したから助かったよ。ありがとうな」と感謝が。

 システムを開発した株式会社インタラクティブソリューションズの関根潔社長は「ハラスメントにさらされても、くじけることなく、相手に必要な解決を導けるようになってくれたらいい」と語る。

 さらに、設定を変えれば「穏やかな客バージョン」や「こちらが客役になるバージョン」も選べ、AIがアドリブで対応してくれる。これにより、営業マンの気持ちがわかったり、AIから営業トークを学ぶこともできるという。

 このシステムを使うことで社員育成の効率化がはかれると、関根社長は意気込む。

「少子高齢化によって労働人口が減り、ぶつかるのが育成の壁だ。しかし、AIを活用して早く育成できれば組織維持に役立つはずだ」
(『ABEMAヒルズ』より)
 

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