10月14日にZOZOマリンスタジアムで行われたパ・リーグCSファーストステージ、千葉ロッテマリーンズ対福岡ソフトバンクホークスの一戦で、3回という短いイニングながらも、“圧巻”としか言いようのない投球を披露したロッテ・佐々木朗希が野球ファンの間で話題となっている。
この日、先発した佐々木は、まず初回、セーフティバントを試みた先頭の1番・周東佑京に対し、161km/hの力強いストレートを投じ、1球で投手フライに仕留めると、続く2番・川瀬晃に対しては、ストレートに加え、キレの良いフォークを交えた投球で二塁ゴロに。そして3番・柳田悠岐に対しては、4球連続でフォークを低めに集める投球で空振り三振に。まったく危なげないピッチングで幸先の良いスタートを切ると、それ以降もソフトバンク打線に隙を与えずに3回を投げ、無安打4奪三振と好投。短いイニングではあったものの、大事な序盤をテンポ良く切り抜けたことでチームを勢いづけ、勝利へと導く完璧なマウンドとなった。
10月20日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、この日、佐々木が見せることとなった完璧な投球について、VTRを交えつつ、改めて紹介することとなったが、その際に野球解説者のG.G.佐藤氏は「この日、解説してたんですよ。一言、言っていいですか?佐々木、すげえっす。もうホントにスゴかったです。(ストレートは)速かったし、心配無用でしたね。」と、その内容を絶賛。また、ネット上の野球ファンからは「病み上がりとは思えない程の支配的なピッチングすぎる」「ど真ん中のストレートで三振取れるのが凄すぎる」「朗希がこんなに気合い入ってて、それを表に出してるのを見たことがない。カッコ良すぎる」「復帰しての大一番でうっかりパーフェクトに抑えてしまった男」といった様々な反響が寄せられている。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)