【プレミアリーグ】リヴァプール 2-0 エヴァートン(日本時間10月21日/アンフィールド)
エヴァートンに所属する38歳のベテランSB、アシュリー・ヤングが名前のような“若さ”が出るプレーで退場した。すでに1枚目のイエローカードを貰っている状況で、ボールではなくルイス・ディアスの足にタックル。主審は迷わず2枚目のカードを提示し、エヴァートンは50分以上の時間を10人で戦うことになってしまった。
スコアレスで迎えた37分、18分にディアスへのファウルでイエローカードを貰っていたヤングが、再びコロンビア代表ウイングと自陣ボックス付近でマッチアップした。
38歳の大ベテランであるヤングにとっては、世界トップクラスの突破力を誇るディアスとの1対1は対応が難しく、この場面でも後手を踏んで前進を許す。結果的に、ヤングはスライディングタックルでディアスの足を蹴って倒してしまい、主審から2枚目のイエローカードを提示され退場処分となった。
退場の判定が下されると、リヴァプールのホーム・アンフィールドは大盛り上がり。ファンたちはロッカールームへと下がるヤングに手を振って退場を煽っていた。
ABEAMで解説を務めたLeo the football氏は「今のはヤングが悪く見えますけど、ヤング1人に対応させているエヴァートンが悪いですね」と、個人の責任ではなくチームの責任だと指摘。同じく解説の林陵平氏は「ディアスのドリブルは上手いですけど、対応がベテランのヤングでしたけど、ヤングなプレーでしたね」と名前に掛けて、不用意な退場劇を総括した。
これを受けてABEMA視聴者もコメント欄で、「若さがでたなヤングだけに」「ヤング荒い」、「ヤング若い」と名前で盛り上がっていた。
リヴァプールとのマージーサイド・ダービーで2枚のイエローカードを貰ってしまったヤングだが、自身の退場は19年4月以来とおよそ4年半ぶりの出来事だった。エヴァートンはこの数的不利も尾を引いて後半に2失点し、地元のライバルに痛恨の敗戦を喫している。
(ABEMA/プレミアリーグ)