【プレミアリーグ】マンチェスター・シティ 2-1 ブライトン(日本時間10月21日/エティハド・スタジアム)
ブライトンに所属する三笘薫が、マンチェスター・シティを率いる世界最高の名将ジョゼップ・グアルディオラに絶賛された。
三笘はプレミアリーグ9節のシティ戦で先発出場。1対2の状況で切り返しの連続でシュートまで持ち込んだ12分のシーンを皮切りに自慢のドリブルで何度も違いを作り出し、73分には過去に何度か手こずったカイル・ウォーカーを抜き去って実質的なアシストも記録した。昨シーズンに3冠を達成した最強チームの守備陣を苦しめた。
そのプレーは敵将のペップ(グアルディオラの愛称)にも十分なインパクトを残したようだ。試合後の記者会見でシティ指揮官は、次のように語った。
「後半は相手がスペースを閉じてきた。(自分たちの)右サイドにはもっとスペースがあったかもしれないが、とくにアンス・ファティが(65分に)入ってきて以降は、三笘が斜めや中央、そしてアウトサイドへと動き回った。彼らは素晴らしいですね。彼らがボールを持つと奪うことはほとんど不可能だ」
さらにペップは「三笘は並外れた選手だ。もちろんアンス・ファティもね」と激賞。ブライトンの1点を実質的にアシストした日本代表FWと、スコアラーとなったスペイン代表FWへの賞賛を惜しまなかった。ちなみに、この2人は69分にも決定機を創出。アンス・ファティのループスルーパスから抜け出した三笘がGKと1対1になるも、左足のシュートをコースが悪く弾かれてしまった。
10月20日にブライトンと2027年6月まで契約延長した三笘だが、このままの活躍が続けば、今冬もしくは来夏の移籍市場で再びメガクラブ行きの噂が再燃するのは確実。ペップの言葉を聞く限り、今夏も新天地候補に挙がっていたシティが獲得に乗り出す可能性も否定できないだろう。三笘はヨーロッパに渡ってまだ3年目ながら、世界最高の名将に賞賛されるほどまさに右肩上がりに評価を高めている。
(ABEMA/プレミアリーグ)