【プレミアリーグ】マンチェスター・シティ 2-1 ブライトン(日本時間10月21日/エティハド・スタジアム)
ブライトンに所属する三笘薫のドリブルは、もはやプレミアリーグ屈指と言って差し支えないだろう。その事実を数字が何よりも証明している。
プレミアリーグ9節のマンチェスター・シティ戦で先発出場した三笘は、1対2の状況で切り返しの連続でシュートまで持ち込んだ12分のシーンをはじめ、ピッチ中央を切り裂いて堪らずファウルしたマヌエル・アカンジがイエローカードを食らった62分、そして過去に何度か手こずったカイル・ウォーカーを華麗に抜き去って実質的なアシストを記録した73分など、自慢のドリブルで何度も違いを作り出した。
試合後、データサイトの『Opta Analyst』は、公式SNSでシティ対ブライトン戦におけるボール・キャリー数(ドリブルで前進した距離)を公開。シティのジェレミー・ドクが321メートル(ドリブル21回)で1位、三笘が214メートル(ドリブル15回)で2位だったという。
同サイトは、「現在のプレミアリーグで最もボールキャリーが伸びている選手。他の選手たちは200メートル以下だった」と伝えている。
キャリーはもちろん独力でボールを前進させていることを意味するため、ドリブルの回数や成功数と並んで欧州ではドリブラーの能力を図るうえで重視されているスタッツ。その数値が三笘はプレミアリーグ屈指なのだ。試合後に敵将ジョゼップ・グアルディオラが、「三笘は並外れた選手だ」と賞賛したのも当然だろう。
続く10月26日のアヤックス戦(EL)、10月29日のフルアム戦(プレミアリーグ)でも、三笘は持ち前のドリブルで違いを作れるか。注目される。
(ABEMA/プレミアリーグ)