『葬送のフリーレン(そうそうのフリーレン)』は、「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中の人気マンガです。魔王が倒された後の世界が舞台のファンタジー作品で、人間よりも長生きする種族・エルフのフリーレンの冒険を描いています。
▶フリーレン、魅惑の投げキッス 13話
▶フリーレンが魔族を欺いた方法とは 10話
▶「葬送のフリーレン」の由来 8話
2023年秋からアニメ1期が連続2クールで放送され、2026年1月からは2期が放送予定です。アニメ1期第1話は「金曜ロードショー」で2時間スペシャルで放送され、放送開始20分でX(旧Twitter)のトレンド1位を獲得するなど話題を集めました。
この記事では『葬送のフリーレン』のタイトルの意味や、アニメや原作でタイトル回収されたエピソードが何話だったのかなどをまとめています。
目次
- 『葬送のフリーレン』はどんなアニメ?
- アニメ『葬送のフリーレン』タイトルの意味は?
- 「葬送」には別の意味もある?
- アニメ『葬送のフリーレン』タイトルのまとめ
『葬送のフリーレン』はどんなアニメ?
魔王を倒した勇者一行の魔法使い・フリーレンはエルフのため、人間よりも遥かに長い寿命を持っています。魔王討伐から50年後、流星群を見るために勇者一行が再び集結すると、勇者ヒンメル達は老いていましたがフリーレンは50年前と変わらない容姿でした。後に、ヒンメルは亡くなってしまい、フリーレンはもう一度ヒンメルと話をするために、死者の魂と話ができるとされている場所「魂の眠る地(オレオール)」を目指す旅に出発します。
原作は、山田鐘人(やまだ かねひと)氏とアベツカサ氏が「週刊少年サンデー」で連載している漫画。2023年秋からアニメ1期が連続2クールで放送され、2026年1月からは2期が放送予定です。アニメ1期の初回は日本テレビ系の「金曜ロードショー」で2時間スペシャルとして放送されました。TVアニメシリーズの初回が「金曜ロードショー」で放送されるのは史上初です。
アニメの本編とは別に、魔法をテーマにしたミニアニメ『葬送のフリーレン ~●●の魔法~』がTOHO animationの公式YouTubeチャンネルなどで不定期配信されています。
アニメ『葬送のフリーレン』タイトルの意味は?
第3話(原作1巻第5話)で、約80年前に腐敗の賢老クヴァールが開発した「人を殺す魔法(ゾルトラーク)」によって、多くの人間が殺されたことが明かされました。クヴァールが封印されてからわずか数年でゾルトラークは人類の魔法体系に組み込まれ、新しい防御魔法の開発と装備による魔法耐性が向上したことで、人を殺す魔法ではなくなり、一般攻撃魔法と呼ばれています。
勇者ヒンメルの死から28年後時点では、魔族達は半世紀以上前にゾルトラークを克服したそうですが、フリーレンやフェルンが使うゾルトラークには魔族を殺すことに特化した改良が施されています。魔族のリュグナー曰く、「最早あれは人を殺す魔法と呼べる代物ではない。魔族を殺す魔法だ」とのことです。
フリーレンは、ゾルトラークの研究解析に大きく貢献しました。そして、歴史上でもっとも多くの魔族を葬り去った魔法使いだと言われていて、魔族から「葬送のフリーレン」の二つ名で呼ばれています。
2025年11月時点で、原作者の山田氏は『葬送のフリーレン』のタイトルの意味について言及していないようですが、フリーレンの二つ名がタイトルの由来になっている可能性が高いのではないでしょうか。
由来が判明するのはアニメ何話?原作コミックスの何巻?
アニメ第8話(原作2巻第17話)のリュグナーのセリフで、フリーレンが「葬送のフリーレン」と呼ばれていることが判明します。リュグナー以外の魔族や人間は基本的に「葬送のフリーレン」ではなくフリーレンと呼んでいるので、「葬送のフリーレン」という二つ名が魔族限定で使われているのか、人間の間でも浸透しているのかは不明です。
なお、アニメ第8話とコミックス2巻第17話の各話タイトルも「葬送のフリーレン」になっていて、各話タイトルでもタイトル回収がされました。
「葬送」には別の意味もある?
作中でフリーレンが数多くの魔族を葬り去ったことから「葬送のフリーレン」という二つ名で呼ばれていて、それがタイトルの由来だと思われます。「葬送」という言葉には、他にも意味があるのでしょうか。
フリーレンは1000年以上生きているエルフで、遠い昔に師匠であるフランメと死別したほか、一緒に冒険した勇者ヒンメルや僧侶ハイターの死に立ち会っています。そういった意味で「葬送」という言葉がタイトルに使われている可能性もあるのではないでしょうか。
また、現在のフリーレンの旅の目的は、死者の魂と対話できるとされている「魂の眠る地(オレオール)」に行って、ヒンメルと話をすることです。フリーレンは第1話でヒンメルのことをもっと知っておけばと後悔していて、戦士アイゼンはその後悔はヒンメルに直接伝えるべきだと言いました。今後「魂の眠る地」に行ってヒンメルと話すのであれば、最後の挨拶という意味で「葬送」という言葉が使われているとも考えられます。
「葬送」にフリーレンの二つ名以外の意味が隠されている場合、物語の終盤などで判明するのではないでしょうか。
アニメ『葬送のフリーレン』タイトルのまとめ
勇者パーティーとして魔王を倒したフリーレンは、歴史上でもっとも多くの魔族を葬り去った魔法使いだと言われています。そのため、フリーレンは「葬送のフリーレン」という二つ名で呼ばれています。
タイトルの『葬送のフリーレン』は、フリーレンの二つ名が由来だと考えられます。フリーレンの二つ名が判明したアニメ第8話(および原作2巻第17話)の各話タイトルは「葬送のフリーレン」で、各話タイトルでもタイトル回収がされています。
(C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
この記事の画像一覧アニメ『葬送のフリーレン』放送回一覧(動画リンクつき)
| 話数 | サブタイトル(タップで動画へ) | 見どころ |
|---|---|---|
| 1 | 冒険の終わり | フリーレンの涙 |
| 2 | 別に魔法じゃなくたって… | 約束の花 |
| 3 | 人を殺す魔法 | スカート捲ったクソガキ |
| 4 | 魂の眠る地 | かけがえのない「たった10年」 |
| 5 | 死者の幻影 | 「撃て」 |
| 6 | 村の英雄 | ド迫力のシュタルクvs竜! |
| 7 | おとぎ話のようなもの | ヒンメルが銅像を残す理由 |
| 8 | 葬送のフリーレン | 「葬送のフリーレン」の由来 |
| 9 | 断頭台のアウラ | 「ヒンメルはもういないじゃない」 |
| 10 | 強い魔法使い | 「自害しろ」のリップシンク |
| 11 | 北側諸国の冬 | 漫画作者描き下ろしの女神 |
| 12 | 本物の勇者 | シュタルクの兄との思い出 |
| 13 | 同族嫌悪 | 魅惑(?)の投げキッス |
| 14 | 若者の特権 | むねキュン過ぎる指輪渡し |
| 15 | 厄介事の匂い | 長尺で描かれたダンス |
| 16 | 長寿友達 | 最愛の人を喪った長寿種 |
| 17 | じゃあ元気で | 「もう付き合っちゃえよ!!!」 |
| 18 | 一級魔法使い選抜試験 | 空が半分しか見えない大きさ |
| 19 | 入念な計画 | 奇襲を完璧に防ぐフェルン |
| 20 | 必要な殺し | 必要なおんぶ |
| 21 | 魔法の世界 | 「殴り合いじゃぁぁぁぁッ!!!!」 |
| 22 | 次からは敵同士 | めんどさ全開なフェルン |
| 23 | 迷宮攻略 | また箱から尻出してる |
| 24 | 完璧な複製体 | やきもちフェルンのハグ |
| 25 | 致命的な隙 | モジモジフリーレン |
| 26 | 魔法の高み | 金のミミックからも尻出し |
| 27 | 人間の時代 | 少年ヒンメルの出会い |
| 28 | また会ったときに恥ずかしいからね | 孫弟子と同じ嫌顔 |













