【ブンデスリーガ】ウニオン・ベルリン0-3シュトゥットガルト(日本時間10月21日/アン・デア・アルテン・フェルステライ)
ドイツで新たなスターが誕生した。世界的なストライカーであるクリスティアーノ・ロナウドやアーリン・ハーランドに肩を並べるのが、日本代表DF伊藤洋輝の同僚であるギニア代表FWギラシ。迫力満点の豪快なヘディングゴールに、スタジアムのサポーターたちも大興奮となった。
開幕から7試合ですでに13ゴールを挙げて、ブンデスリーガの得点ランキングでトップを独走するギニアの怪物。ウニオン・ベルリン戦でも16分に圧巻のゴールを奪った。
中盤に降りてポストプレーをしたギラシは、味方にボールを預けると自身の持ち場であるボックス内に侵入。うまくDFの間に入ってフリーを作り出し「ここに出せ!」と大きなジェスチャーでボールを呼び込むと、そこへピンポイントのクロスボールが送られた。
慌てて相手もギラシのマークにつくが時すでに遅し。先に体を入れたフィジカルモンスターは、相手のタックルをものともせず、自分の間合いで完璧なヘディングシュートを叩き込んだのだ。このプレーにゴール裏のシュトゥットガルトサポーターも大歓声。エースの一撃に大興奮となった。
このゴールで開幕から8試合で15ゴールとしたギラシ。実況の安井成行氏によると「過去60年間の欧州5大リーグで開幕8試合で14ゴール以上は2人だけ」のようで、「2014-2015シーズンのクリスティアーノ・ロナウドの15ゴール。2022-2023のハーランドの14ゴール」に並ぶ大記録達成の瞬間を伝えた。
ABEMAの視聴者たちも「ギラ神」「またきたギラシ」「エグすぎるわ」「バケモン」「抜け出し方がうますぎるな」「ギラシは貴重な9番だな」など、ギラシの活躍を称えた。
昨季は残留争いに巻き込まれたシュトゥットガルトだったが、ギラシの活躍により首位のレヴァークーゼンに1ポイント差の2位に付けている。すでにプレミアリーグの複数クラブが獲得に興味を持っていると言われている怪物の今後の活躍に注目だ。
(ABEMA/ブンデスリーガ)