【スコティッシュ・プレミアシップ】ハーツ-セルティック(日本時間10月22日/タインカッスル・スタジアム)
セルティックの前田大然が、日本時間10月22日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第9節、ハーツ戦で今季2点目となるゴールを挙げた。今季は開幕から8試合連続で先発出場し、リーグ得点王&MVPの古橋亨梧とともにチームに貢献してきたなかで、「ゴール」という"数字"に残る結果を残した。
1点リードで迎えた23分、旗手怜央が右サイドからパスを受けてポケットに侵入。グラウンダーの鋭いパスを入れると、そこに飛び込んだ前田がネットを揺らした。VARのチェックが入ったが、判定通りにゴールが認められた。
昨季は、横浜F・マリノス時代の恩師でもあるポステコグルー監督に率いられて前線で重要な役割を果たしてきたが、今季、ロジャーズ新監督となったチームでも同様に強度の高いプレーを示している。
8月13日の第2節、アバディーン戦は先制点をお膳立てした。立ち上がりの11分、右サイドの深い位置のFKからクロスが上がると、頭でファーへと折り返して、リエル・アバダの先制点をアシストした。さらに第6節のリヴィングストン戦では、前半早々に退場者を出しながらも、豊富な運動量で攻守に貢献。さらに2-0で迎えた後半アディショナルタイムに今季初ゴールとなるミドルシュートを突き刺した。
終盤まで落ちることないスタミナを武器に強度の高いプレーで貢献を続けてきた。前田がチームに不可欠な選手であることは、今季開幕前に、クラブが2027年までの契約を新たに結んだことにも証明されている。圧倒的な加速力を誇るスプリントや守備時のハードワークを武器にピッチを縦横無尽に駆け回る前田には、昨季、セルティック初挑戦で残した31試合・8得点・5アシストの数字を上回るパフォーマンスに期待がかかる。
(ABEMA/スコティッシュ・プレミアシップ)