【ブンデスリーガ】マインツ1-3バイエルン(日本時間10月21日/メーヴァ・アレーナ)
オランダ代表DFが完全に対応が後手を踏んだ中で覚悟のタックルをみせた。バイエルンDFマタイス・デ・リフトは、マインツの選手に通れば1ゴールもののピンチをファウル覚悟でスライディング。退場を恐れたファンもいたようだが、「レッドじゃないだけマシ」と安堵した様子だった。
バイエルンが2-0でリードして迎えた27分、マインツが自陣からのカウンターで絶対王者相手にチャンスを伺った。
ブラヤン・グルダのキープから中盤に降りてきていたFWリュドビク・アジョルクが背後へスルーパス。そのスペースに走り込んだレアンドロ・バレイロが上手く抜け出した。
これに対してバイエルンの守備陣は後手を踏んだ。最後抜け出したバレイロに対して、CBのデ・リフトがアフター気味にスライディングタックル。ボールではなく、足に直撃してしまったため主審は笛を吹き、オランダ代表DFにイエローカードを提示した。
ABEMAで解説を務めた風間八宏氏は「行くしかない状況だった。完全に遅れたのもわかっていたでしょう」と、デ・リフトの心境を代弁。ABEMA視聴者からは「ナイスファウル」「レッドじゃないだけまし」「赤かと思った」などの意見が寄せられている。
視聴者のコメント通り、レッドカードじゃなかったのはラッキーだった。仮にここで1人少なくなってしまうと、バイエルン相手でも厳しい試合を余儀なくされていただろう。その一方でこのファウルを犯さなければ1点を奪われていた可能性もあり、カード覚悟で止めにいったデ・リフトの判断は、結果論ではあるがよいものだった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)