日本代表の10番が調子を上げてきている。10月21日に行われたドイツ・ブンデスリーガ第8節のボーフム戦で、フライブルクの堂安律が今季初ゴールを挙げた。
身長172センチながらも、大柄の選手に当たり負けしないフィジカルからのヘディング弾に賛辞の声が止まらない。
10月22日に放送された『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)では、フライブルクvsボーフムを紹介。日本代表FW浅野拓磨と堂安の日本人対決に注目が集まった一戦は、15分に浅野のピンポイントクロスからバシエンシアのスーパーゴールが決まるなど、早速日本代表選手が活躍する。
すると26分には、堂安が魅せた。左サイドのヴィンチェンツォ・グリフォからのクロスを、ファーサイドにいた堂安がヘディングシュート。一度相手DFの視界から消えてから、一気に加速して相手の前に入るストライカー顔負けの動き出しに加え、体を当ててきた相手を逆に弾き飛ばす豪快なヘディングで同点弾を決めてみせた。これが堂安にとって嬉しい今季初ゴールとなった。
ゲストで出演した解説者の安田理大は「背が低いけどヘディングが強い」とコメント。さらに「この試合もウイングバックでプレーしていましたが、背が低いから狙われていた。でもその競り合いでも勝っていましたし、ヨーロッパで強くなってるなという感じですね」と、堂安の力強さを称えていた。
堂安のゴールで追いついたフライブルクは、前半終了間際に勝ち越しゴールを挙げることに成功。堂安は82分までピッチに立って、チームの勝利に貢献している。
(ABEMAスポーツタイム)