開幕前に誰がこの躍進を予想できただろうか。ドイツ・ブンデスリーガで旋風を巻き起こしているのが、伊藤洋輝と原口元気が所属するシュトゥットガルトだ。
昨季のシュトゥットガルトは、残留争いに巻き込まれてブンデスリーガ16位でフィニッシュし、入れ替え戦に回った。ハンブルガーSVとの入れ替え戦を制して1部残留を決めるも、今夏にはキャプテンを務めた遠藤航がリヴァプールへと移籍。そのほかにも主力選手たちが退団するなど、今季も苦しい戦いが予想されていた。
しかしそれらの不安を吹き飛ばすように、開幕から絶好調。8試合を終えて7勝1敗の成績を残し、昨季の上位チームであるバイエルン、ドルトムント、ライプツィヒよりも上位に。首位に立つレヴァークーゼンと1ポイント差の2位につけている。
10月22日に放送された『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)では、そんなシュトゥットガルトを紹介。ゲスト出演した安田理大は「遠藤選手ら主力が抜けて、伊藤が活躍した」と日本代表不動の左サイドバックとして活躍する伊藤選手の活躍にフォーカスした。
伊藤は開幕から7試合続けて先発出場。怪我の影響で日本代表を離脱したこともあってか、第8節のウニオン・ベルリンはベンチスタートとなったが、後半途中からピッチに立つと、本来の左サイドバックだけでなくボランチやトップ下など、様々なポジションでプレーしてチームの勝利に貢献した。ここまで8試合で2アシストを記録するなどチームに欠かせない存在となっている。
(ABEMAスポーツタイム)