クリスティアーノ・ロナウドが持つ凄まじい記録を塗り替える男が現れた。
ブンデスリーガ、シュトゥットガルトでプレーするギニア代表ギラシ。リーグ開幕から8試合で14ゴールという、驚異的なペースでゴールを決め続けているのだ。
遠藤航や伊藤洋輝、原口元気が所属した昨季のシュトゥットガルトは、ブンデスリーガ昇降格プレーオフを制してギリギリで残留したクラブだ。しかし今季は、バイエルンやドルトムントといった強豪を差し置いて2位につけている。
10月22日に放送された『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)で、元日本代表・安田理大は「ある選手の覚醒が大きい」と要因を語る。その選手こそがギラシだ。
今季、7試合で13得点をマークし、ブンデスリーガの新記録を更新すると、第8節のウニオン・ベルリン戦でも1ゴールを挙げ、得点ランキングはダントツの1位。9ゴールを決めて2位につけているハリー・ケイン(バイエルン)に5点以上の差をつけている。
現在、プレミアリーグは9ゴールのハーランド(マンチェスター・シティ)、ラ・リーガは8ゴールのベリンガム(レアル・マドリード)と欧州全体でも圧倒的な数字だ。
番組の進行役・西澤由夏は「どういうことですか?」と困惑。番組スペシャルサポーターの影山優佳は「ヨーロッパ全体を見渡しても、あのクリスティアーノ・ロナウド選手が(2014-15シーズンに)レアル・マドリードで達成して以来の大記録」と紹介した。
すると安田は「レアル・マドリードで13点と、シュトゥットガルトでの13点は全然違う。マドリードは周りにもいい選手がいますし点を取りやすい。昨季残留ギリギリのチームで13点ですから。これは相当すごいですよ」と、“クリロナよりすごい”と強調した。
現役時代はサイドバックを主戦場に活躍した安田は「俺なんて現役17年間でも13点取ってないよ」とおどけながら自身とギラシを比較。影山が「ポジションもありますから」とフォローしたが、安田は「小学校から含めたら取ってるけど(笑)」と張り合った。
(ABEMAスポーツタイム)