ブンデスリーガを席巻するストライカーが、まるで三笘薫のようだという。
187cm・82kgの体躯を活かした強烈なシュートを打ち抜くこともあれば、しなやかな技術でゴールネットを揺らすこともある。開幕から8試合で14ゴールという驚異的な数字をたたき出す男がなぜ、三笘なのか。元日本代表・安田理大がその理由を明かした。
ギラシは超ハイペースでゴールを量産し、昨季、ギリギリで残留したシュトゥットガルトを2位に浮上させている。10月22日に放送された『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)では、チームの救世主がここまでに挙げた14点から抜粋した「厳選ゴール集」を取り上げた。
軽やかに抜け出し、難しい体勢からダイレクトでパワフルに合わせたゴールから、伊藤洋輝のクロスに“ふくらはぎ”で合わせたゴール、相手GKのタイミングを外したテクニカルなゴールなど、番組スペシャルサポーターの影山優佳と元日本代表DFの安田理大は終始、うなりっぱなしだった。
圧巻のゴールの数々に影山は「スカッともあり、PKもあり、いろんな得点パターンがありましたね」とコメント。続けて安田は「左足でもゴールを決められるし、右足でもゴールを決められるし、豪快なゴールも決められる」と同調する。そして、こう続ける。
「背もデカいのに、体もしなやかで三笘選手みたい」実際、三笘のような技術が際立っている選手であり、「裏の抜け出しのタイミングがずば抜けていい」とベタ褒めするなど、欠点が見当たらないほど、あらゆる能力が突出している選手である。
今季まだ序盤にも関わらず、厳選しないと“尺に収まらない”ほどに多くのゴールを決めているギラシ。今季、ブンデスの得点王争い最有力の選手には今、世界中から熱視線が注がれている。
(ABEMAスポーツタイム)